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ブループラネット2で海の底に魅せられる

JUGEMテーマ:映画

 

ブループラネット2のコンプリートボックスを図書館から借りて

観ました。今更ですが、素晴らしいの一言。

 

 

最初は、自然界のドキュメンタリーだから、ちょっと退屈かも、

と思って、夕飯を食べながら観ていたんですけど、その魅力に

どんどん引き込まれていきました。

 

地上の自然界の脅威もさることながら、この海の中の出来事は、

想像を絶する神秘さがあります。感情移入しすぎて、思わず

箸を止めて見入ってしまうことがしばしばでした。

 

ハリウッドの映画界でブロックバスターヒットを出した映画を

思い起こさせるような原型があり、おそらくフィルムメーカーは

こういう自然界の現実を頭に叩き込んで、幻想の世界を作って

いくんだろうなと想像できました。

 

実に、絵画に使う絵具では表せないようなビビッドな色彩が、

暗いと思われているはずの海の底に存在するんですね。

 

アニメで出てくるような、どこか人間の体の部分にも似た、

奇妙奇天烈な格好をした魚たちが本当に存在するんですね。

でも、それぞれが食物連鎖の中で必死に生きている。

 

中には、スリラー映画さながらのシーンもありました。

夜光虫ではなく、夜行魚というか、夜になると海の底深くに

体をうずめて隠し、知らないで泳いでくる魚を一瞬でパクリ!

音響効果も抜群でした。

 

貝を採ってきては、その固い殻を割るために、何度も何度も

壁にたたきつける様子を見ていると、思わず、貝割りが上手な

ラッコに聞けばいいのに、と同情する始末。やっと貝が割れて

食にありつけたときには、心の中でヤッターと叫びました。

 

オオダコとは言え、あの軟体動物が、はさみも鋭く甲羅も堅い

カニを餌にするなんて想像もしませんでした。

 

米英のスタッフが協力して、4,5年かけて、数千時間の

ダイビングをもとに製作されたブループラネット。

長時間をかけてみる価値ありです。

 

今、世界の海の各地で、乱獲が行われたり、プラスチック公害に

よる海の生態系への被害が問題視されるようになりましたが、

地球温暖化でサンゴが息絶えていく様子を見ても、近い将来、

この美しい海やそこに住む生き物がどうなっていくのか、

考えさせられる作品です。

 

| mikaeiga | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
ペンタゴン・ペーパーズにはジャーナリストの意地が感じられる

JUGEMテーマ:映画

 

ペンタゴン・ペーパーズをDVDで観ました。

アカデミー賞でも、作品賞と主演女優賞にノミネートされた、

史実に基づく映画で、スティーブン・スピルバーグが監督した、

社会派の力作です。

 

 

ときは、ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。

原題は、新聞社の名前を取って、"The Post"。 

ペンタゴンとは、アメリカの国防総省の俗称。

あの五角形の建物から来ています。

 

戦争の分析を克明に記した最高機密書類の存在を知った

ジャーナリストたち。そして社運をかけて、国民に真実を

伝える使命感を帯びた新聞社が、ついに決断するのです。

 

報道の差し止めを求めたアメリカ政府と、ジャーナリズムの

真髄をかけて法廷で争う新聞社。どこかの国の、ささいな

題目で政府を転倒させようともくろむ新聞社とは、気骨が

違います!

 

これまでも、いろんな社会は作品に出演してきたトム・

ハンクスが、問題の新聞社の編集者を演じており、

もう何回目のノミネートか忘れてしまうほど常連で、

今回は出版社の代表を務めるメリル・ストリープと共に、

深みのある役どころを演じています。

二人がこの映画で初共演というのは意外でした。

 

スピルバーグ監督と、トム・ハンクスは、映画では

「プライベート・ライアン」。テレビでも「バンド・

オブ・ブラザーズ」と戦争ものでは息の合った二人。

 

当時は、今ほど女性の記者がいなかったせいもあるのか

わからないけれど、ハニトラまがいの手段で、国の落ち度

のネタさがしをしている某新聞社とは、次元が違いすぎます。

 

 

| mikaeiga | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
レッド・スパローのジェニファー・ロレンスが体を張ってダブルスパイに挑戦!

JUGEMテーマ:映画

 

レッド・スパローがDVDになったので観ました。

ジェニファー・ローレンスの魅力満開ですね。

 

 

以前にシャーリーズ・セロンが体当たりでスパイ役に挑んで

いた、「アトミック・ブロンド」という映画もありましたが、

今回、ジェニファーは、ロシアのダブルスパイの役。

 

自らの意志ではなく、叔父にはめられて、母の面倒を

みなければいけない弱みに付け込んで、スパイにさせ

られるところが、まず同情を誘います。

 

思えば、彼女を最初に観たのは、「あの日、欲望の大地で」

という映画、まだ幼さが残る子供ながらも、芯の強い

キャラクターを見事に演じていました。その次に、

「ウィンターズ・ボーン」を観たときには、もう間違いなく

大女優になるだろうと予測できました。

 

"Red Sparrow"というスパイになるために、秘密の訓練を

受けさせられるジェニファー・ローレンスが、

初めは仰天しながらも、刻々と大胆にふるまい、スパイの

素質を花開かせていくところも見どころですね。

 

「ハンガー・ゲーム」でタフさは十分に見せつけてくれ

ましたが、女スパイの役ともなると、やはり女の武器を

使うことが前提になるので、ますます脂の乗り切った彼女が

惜しみなく女の魅力を見せてくれます。

 

ダブルスパイと言えば、この間、現実社会で、元ロシアの

スパイがイギリスで、親子ともども毒殺されようとした

事件がありましたね。冷戦が終わっても、未だにスパイ活動は

継続中なんですよね。

 

日本にもきっと何食わぬ顔で日常生活を送っているんでしょうね。

 

 

 

| mikaeiga | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
グレイテスト・ショーマンでヒュー・ジャックマンのタレント全開!

JUGEMテーマ:映画

 

グレイテスト・ショーマンをDVDで観ました。

 

 

多分この映画を観にいった人は、その多くがヒュー・ジャックマン

ファンの方々だと思います。私も彼の音楽性は、レ・ミゼラブルでも

認めているし、好きな俳優の一人ですが、私がこの映画を観た一番の

理由は、ザック・エフロンの方でした。

 

とにかく、「ハイスクール・ミュージカル」で初めて彼を見て以来、

あの青い瞳に魅せられたのです。それ以来、普通のドラマやコメディー

映画もいろいろ観てきましたが、やはり彼の歌と踊りをもう一度

じっくり観たかった。

 

12年ぶりに観た彼が共演するミュージカルは、大人の魅力が増して

いました。最近の映画では肉体美を強調したものが多かったのですが、

私はやっぱり、彼の目線にとろけます。

 

で、この"The Greatest Showman"の話に戻すと、これは、P・T・

バーナムという、アメリカに実在した興行師の物語なんですね。

 

幼いころ、父親が仕事で出入りしていた裕福な家庭の娘と恋に落ち、

身の程知らずと認められないながらも、彼女と結婚し、ささやか

ながらも幸せな家庭を築きます。ミシェル・ウィリアムズが妻の役。

 

でも、彼の心の中には、いつか大きい仕事をして、彼女の両親を見返し

たいという思いがあり、試行錯誤の上、一風変わった個性豊かな人材を

集めてサーカスのような舞台を公演するに至ります。

 

その相棒に選んだのが、ザック・エフロン。彼の口利きもあり、有名に

なったバーナムは、イギリスの女王に謁見する機会を得、そこで歌姫の

レベッカ・ファーガソンに出会い、家庭に波が立つことになります。

 

彼女はスウェーデン出身の女優で、そう言えば、イングリッド・バーグ

マンを思わせる、堀の深い超美人女優です。どこかで見たことがあるな

と思ったら、トム・クルーズのミッション・インポシブルに出てましたね。

 

ということで、思い切り豪華なキャストで構成されたミュージカルです。

「ラ・ラ・ランド」には負けるけど、あの映画の作曲家たちが再び集ま

って作ったミュージカルだけに、見ごたえ、聞きごたえたっぷりです。

 

| mikaeiga | 04:33 | comments(1) | trackbacks(0) |
アイ、トーニャは思った以上に親密な伝記映画

JUGEMテーマ:映画

 

アイ、トーニャは、アカデミー賞でも、主演女優賞と助演女優賞に

二人ともノミネートされるという、演技を認められた映画。

 

 

トーニャ・ハーディングというスケーターは、何かと悪いイメージ

が先行していたので、あんまり期待しないでビデオを見たら、意外

に良かったのです。

 

彼女の生い立ちを考えたとき、最初は母親から無理やりの感で始め

たフィギュアスケートだったけど、もう人生それしかないとなって、

必死になって、とうとうアメリカ人女性スケーターとして初のトリ

プルアクセルを公式試合で成功させたトーニャの心意気に、敬意を

表したい気持ちになりました。

 

だって、普通フィギュアスケートでオリンピックまで行こうと思う

と、小さい頃から親が多額の出資をして、最高とコーチをつけ、

場合によっては海外留学や、移住までして専念するんですよ。

 

それを彼女の生活環境でやってのけたのは、あっぱれです。

 

ちなみに女子スケーターで初めてトリプルアクセルを完成させた

のは、わが日本の伊藤みどり選手でした。彼女も高度な期待を

背負ってオリンピックに出場し、結果、「銀メダルですみません」

という挨拶を残しましたが、国を代表する選手のプレッシャーは

いかばかりかと察するに余りあります。

 

結局、ハーディング選手は1992年のオリンピックで技を出す

ことはできなかったのですが、この時期ちょうど現在の冬季オリン

ピック開催時期へ移行する過渡期にあたり、また2年後にリレハン

メル・オリンピックが行われることになり、再び挑戦を決意するの

です。

 

そのオリンピック出場選手選考会となる全米選手権直前に事件は

起きます。覚えていますね。一番の有力方穂だったライバルの、

ナンシー・ケリガン選手。彼女が練習場で足を殴打されるという

事件です。

 

トーニャのボディーガードが絡んでいた事件ですが、彼女の夫も

つかまり、後にハーディング選手も有罪判決を受けます。その

結果、彼女の人生の全てであるフィギュアスケートの試合には

今後一切出られなくなるんですね。

 

この捜査の最中にオリンピックがあって、出場は許されたものの、

不安定な精神状態で、実力を出し切れるはずもありません。楽曲

が演奏されてスケートを始めるも、うまく行かずにやり直し。

結果はもちろんメダルには届かずでした。

 

この"I, Tonya"のヒロインを演じたのは、マーゴット・ロビー

本来はスリムな女優さんですが、役に近づけるため体重を増やし、

なおかつ、ハードなスケートの練習に明け暮れ、渾身の役作りを

しました。

 

また、娘の人生を左右した、強烈なキャラクターの母親役を演

じたアリソン・ジャニーは、見事、アカデミー主演女優賞を射止

めました。授賞式のあの真っ赤なドレス、素敵でした。

 

私が初めてフィギュアスケートをテレビで見出したのは、札幌

オリンピックのとき。あのとき、ほぼアイドル的な存在だった

ジャネット・リン選手のポスターもしばらく持っていました。

 

冬季オリンピックではいつも花となるフィギュアスケート。

最近では日本の羽生選手がスターになっていますが、彼も、

インタビューで、「スケートは僕の人生の全てです。」と

語っています。

 

どの選手も並々ならぬ努力を重ねてメダルに到達するのです。

改めて、全てのスポーツ選手に敬意を表したい気持ちです。

 

 

 

 

| mikaeiga | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) |

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