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バリー・シールの破天荒ぶりは半端じゃない!

JUGEMテーマ:映画

 

トム・クルーズの本領発揮といった、バリー・シール。

久々に映画館で観てきました。やっぱり飛行機が飛ぶ映画は、

大きなスクリーンで観ないとね。

 

 

原題は、"American Made"。カテゴリー分けとしては、一応

「実際に合った話を映画化したもの」の中に入れていますが、

この映画はかなりの脚色あり。

 

ただ、バリー・シールほか、ノース中佐とかイラン・コントラ

関係の聞き覚えのある実在人物の名前が出てくるし、当時の

レーガン大統領や、副大統領のパパ・ブッシュらの実際の

ニュース・リールも流れたりするので、臨場感あふれています。

 

Barry Sealは、今はなき、元TWAの一民間パイロットだった

のですが、その腕前とゲーム感覚で飛行機を操縦する性格に

目をつけたCIAが彼に偵察機を飛ばさせ、運び役をさせたことが

始まりです。

 

綺麗な奥さんと、(実際の話ではどうか知りませんが)かわいい

子供に恵まれて、そのままの生活を続けれいれば命を落とすこと

もなかったでしょうに。

 

邦題の副題には、「アメリカをはめた男」となっていて、

確かにCIAの目をかいくぐって密輸で大金を荒稼ぎしていた

ことで最後には身を亡ぼすのですが、国に利用されたのが

始まりと考えれば、「はめた」のはどっち?とも思えます。

 

連邦警察、州警察、麻薬取締局に同時に追われても無罪

放免になるほど、米政府の闇を知っていたのです。

でも人間、欲が出だすととどまるところを知らなくなるのが、

怖いところ。

 

適当なところであぶく銭を謳歌していればよかったのですね。

なんて犯罪者の見方をするわけではないけれど、世の中、

もっとずる賢く立ち回る輩もたくさんいるので、ちょっと

可哀そうって気にもなるわけです。

 

ともかく久々のトムのアクション・ムービー。

十分楽しめます。

 

 

| mikaeiga | 09:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
パターソンの日常の中に非日常が存在する

JUGEMテーマ:映画

 

パターソンのような味わいのある映画が日本で公開されるのは

うれしいですね。ブロックバスターだけでなく、こういった、

言ってみればマイナーだけど、何となく心がほっこりする映画は

好きです。

 

 

ジム・ジャームッシュが、ニュージャージー州のパターソン市という

ところで暮らす、これまた街の名前と同じバス運転手の*Paterson"

ごくごく平凡な日々の、ある1週間を描いたドラマ。

 

そのバスの運転手役を演じるのは、「スター・ウォーズ」シリーズで、

黒装束にマスクをかぶりライトセーバーを操っていたアダム・ドライバー

なので、そのギャップが面白い。

 

パターソンは仕事が終わって家に帰ると、夕暮れ時には愛犬のマービンを

散歩がてら、行きつけのバーで1杯ビールを飲む。その間、ブルドックの

マービンは外でじっと待たされる。(まだ映画を観てない方は、ここ重要

なので覚えておいてくださいね。)

 

家には美しい、お菓子づくりに熱心な若妻ローラがいて、つつましくも

幸せな毎日を過ごしている。ローラを演じるのはイラン出身のゴルシフテ・

ファラハニ

 

と、ここまでは平平凡凡に見えるものの、1つだけ非凡な面があった。

それは、パターソンが詩人であったということ。彼は日常の何気ない

1コマ1コマを、まるで抒情詩のようにノートに記録していく。

 

でも、ある日、悲劇は起きるのでした。この辺りは映画を観てのお楽しみ。

最後の方で、以前にジャームッシュ監督作品に出演したことのある

永瀬正敏が、パターソンと出会う日本人詩人役になっているのがたまりません。

 

喧噪の毎日の中で過ごしている方には、一服の清涼剤になること間違いなしです。

 

 

 

 

| mikaeiga | 09:19 | comments(1) | trackbacks(0) |
ハクソ―リッジで戦った崇高な兵士の心にあるものは?

JUGEMテーマ:映画

 

ハクソ―リッジ公開中ですね。もう観ましたか?

私はアメリカでDVDを借りて観ました。

この映画で、 アンドリュー・ガーフィールド は作品賞とともに、

アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。

 

 

俳優としてそんなにレベルが高いとは思いませんが、敬虔な

クリスチャンが、戦場で肉体的なことよりも心の葛藤に悩む様子は、

少し心もとなげな彼に合っていたのかもわかりません。

「沈黙」はまだ観てないので、何とも言えませんが、

「ソーシャルネットワーク」「スパイダーマン」からは、

随分成長したのでしょう。

 

さて、この映画、" Hacksaw Ridge"は、沖縄戦終盤の非常に過酷な

状況での日米戦を描いています。中にはその描き方が残酷すぎる

というような批評もあるようですが、私が観た限り、爆破で手足が

もぎ取られ、内臓が露になるシーンなどは、作りすぎて逆に滑稽で

さえあります。

 

この映画のテーマは、主人公のドスが、アメリカに対する愛国心と、

キリスト教への信仰心との間で揺れ動きながらも、自分にできることは

何かということを模索し、許される範囲内で必死に人間としての戦いを

続けることであり、日本側とアメリカ側がどうのこうのといったような

次元で見る映画ではありません。

 

戦場で最後に物を言うのは気力です。その点、日本軍の粘り強さは

有名ですが、アメリカ兵の中にもこのような人物がいたことは特筆

すべきです。つい先日、沖縄戦終結の慰霊祭が行われていましたが、

今、他国の人がかかわって沖縄をゆがめている事実に心が痛みます。

 

もうこのような形の陸上戦が繰り返されることはありませんが、

違う形での戦争が止むことがないのは悲しい事実です。

政治利用するのではなく、本当にあったことだけを正しく後世に

伝えていくことが望まれます。

| mikaeiga | 10:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
美女と野獣のフランス版も見る価値あり

JUGEMテーマ:映画

 

美女と野獣は大ヒット中ですが、3年前に作られた

フランス版も見比べてみてはいかがでしょうか?

 

 

こちらのヒロインは、フレンチのレア・セドゥ。彼女を

初めて観たのは、その前年に作られた、「アデル、ブルーは

熱い色」でした。この役はかなり毛色の違った役どころで、

ここから入った私は、その後の彼女の映画を観るとき、

かなりのギャップを感じていました。

 

今回は全く正反対の、愛らしい女の子の役。一方、野獣役の

ヴァンサン・カッセルのアメリカ映画で記憶に残っているのは、

2010年の「ブラック・スワン」ですね。

 

この元王子がどうして野獣に変えられてしまったかという

設定は、エマ・ワトソン"Beauty and the Beast"とは少し

違っていますが、どちらも天の神様に試されていたという点では、

同じと言えるでしょう。

 

人間は物質界に住んでいるので、やはり目に見える表面的な

ことで判断しがちなのは、致し方ないのかもわかりません。

私も実は面食いですから。

 

ポイントとなる薔薇の使い方にも少し違いあります。

フランス版では、そもそも薔薇を娘の要望に従ってもぎ取って

しまったことに問題の発端があるのですが、アメリカ版では、

命の灯のように扱われていますね。

 

私が一番かわいいと思ったのは、王子以外にも召使や周りの

物まで彫像とかに変えられてしまう中で、フランス版では、

狩りに使っていたビーグルが変身している妖精?たちです。

 

ラブストーリーという点では、アメリカ版の方が心の移り

変わりが繊細に描かれているので、ヒットする所以でもある

のだと思いますが、それぞれに味わいはあります。

 

 

 

 

 

| mikaeiga | 14:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
ライオン:25年目のただいまに見るハイテクの勝利

JUGEMテーマ:映画

 

ライオンというタイトルの意味は映画の最後に出てきますが、

成人してからの主役を演じたデヴ・パテルの髪の毛って、

まるでライオンの鬣のようでした。

 

それにしても、あの5歳の子役、サニー・パワールのかわいいこと!

これからどんな風に成長していくのか、とても楽しみです。

 

 

さて、この「25年目のただいま」の原作となった

"A Long Way Home" は何か国語にも訳され、世界で話題と

なりました。こんな話が実際に起こりうるのも、グーグル様の

おかげですね。

 

現代のハイテク機能がなければ、小さい頃のうろ覚えの記憶から

遠く海を隔てた国の、しかもほぼ未開発地域の生家を探し出す

なんてことはできなかったでしょう。

 

その本人の役を、あの「スラムドッグ$ミリオネア」で一躍有名

になった、インドの血を引く俳優が演じたことにも、無数の技術者を

アメリカに輸出しているインドを強調するものであったように思います。

また、オーストラリアの里親も、二コール・キッドマンという

オッシー女優が演じたことも、キャスティング効果があったのでは。

 

でも、インドって、やはり都会と田舎とでは暮らし向きが全然違うし、

貧富の差が激しいから、表には出ないところで人身売買などの危険な

取引が行われているのでしょうね。

 

子供ながらに感を働かせて逃げ去ったからこそ、サルーは生き延びる

ことができたんですよね。今でも、俗にいう、橋の下で暮らす

ストリート・キッズがどれくらいいるのかと思うと、心が痛みます。

 

邦題につけられたタイトルの「ただいま」って、英語の"I am home."

より、やっぱりぐ〜んと胸に響きます。

| mikaeiga | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

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