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「ハート・ロッカー」にオスカーをあげたい
JUGEMテーマ:映画
イラク戦争が始まって随分になるので、すでに様々な映画が作られました。全てを観ているわけではありませんが、この”The Hurt Locker"はアカデミー賞受賞にふさわしい映画です。実に「アバター」と並んで9部門でノミネートされているというのもうなずけます。

「ハート・ロッカー」がノミネートされているのは、作品賞をはじめ、脚本賞、監督賞、主演男優賞、編集賞、シネマトグラフィー(撮影賞)、そして音楽関係の3部門です。ゴールデングローブ賞では、ドラマ部門の作品賞と監督賞、それから脚本賞を受賞しています。

映画を観始めてから何分くらい経ったでしょうか。爆弾を解体するスペシャリストを演じていたガイ・ピアスが爆風に飛ばされたときには、唖然としました。普通スターが出てくると、このままで終わるはずがないと仮定して観ていますが、その後の回想シーンもまったくありませんでした。(少しネタバレで御免なさい。)

その後に入れ替わった、爆弾解体専門兵のウィリアム・ジェームズを演じた、ジェレミー・レナーが主演男優賞にノミネートされています。神経が磨り減るであろう特殊な仕事を淡々と、普通の機械をいじるエンジニアのようにこなしていく彼にも家庭があり、妻と幼子が待っているのです。

任務の終了まで後1ヶ月余りとなった、3人編成の爆弾処理班の他の兵士たちは、当然の事ながら、極限の危険は冒したくないのに、Jeremy Rennerは全くお構いなしです。ラストシーンでは、このブログでも鑑賞した、「それぞれの空に」 ”The Lucky Ones"を思い出してしまい、何ともいえない切なさを感じます。

ちなみに「ハート・ロッカー」というのは、イラクの兵隊用語で、「棺桶」を意味するのだそうです。

余談ですが、アカデミー賞の主演男優賞にノミネートが決まったとき、大抵の場合お母さんに電話をすることが多いそうですが、ジェレミー・レナーもそうしたら、電話の向こうでお母さんが叫んでいたので、何を言っているのかわからなかったそうです。そして、そのアカデミー賞授賞式のデートにはお母さんを連れていくといったら、又絶叫していたそうです。

| mikaeiga | 08:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
「縞のパジャマを着た少年」は新たな切り口のホロコーストの悲劇
JUGEMテーマ:映画
ホロコーストを題材にした映画は、過去にも数多く作られていますが、この ”The Boy in the Striped Pyjamas”は、ラストが強烈です。トム・クルーズのヒットラー暗殺計画映画「ワルキューレ 」でも、ドイツ内部にヒットラー反対派がたくさんいたように、ユダヤ人迫害に胸を痛めていたドイツ人は多かったはずです。

縞のパジャマを着た少年」は、裕福な家庭に育つ純粋なドイツ人の少年が、ドイツ陸軍司令官の父と共に、ユダヤ人収容所監督のために郊外に引っ越してきたことから、悲劇が始まります。ある日少年ブルーノは、母に内緒で家の外を散策しているとき、鉄条網で囲まれたある場所で、電気鉄線の向こうに薄汚いパジャマを着た、自分と同じ年くらいの少年と出会います。

少年の歯は朽ちて、とてもおなかがすいている様子。心優しいブルーノは、次の日から、台所からパンをこっそり取ってきては、このパジャマを着た少年に分け与え、鉄線の両側で楽しい会話の時間を持ちます。そしてブルーノは、この少年がお父さんを探していることを知り、助けてあげる約束をします。

そして、網の向こうで用意された、同じ縞のパジャマを身につけ、土を掘って、とうとう網の内側に入ってしまうのです。同時進行で、ブルーノが家からいなくなったことを知った家族が捜索を始めますが、時すでに遅し。

この日、この収容所で行われていることに耐え切れなくなった母が、上の娘と少年を連れて家に帰る手配を整えていたのです。この母とは対照的に、少年より少し年上の姉は、家庭教師からもヒットラー教育を受け、思想が洗脳されていく様子も描かれており、改めて独裁支配の恐ろしさを感じさせる映画でした。
| mikaeiga | 08:29 | comments(1) | trackbacks(0) |
ベトナム戦争の映画
JUGEMテーマ:映画


ベトナム戦争の映画は山ほど作られたいますね。代表的なものですぐに思いつくのは、マーロン・ブランドの ”Apocalypse Now", ウィリアム・デフォーの ”Platoon", トム・ハンクスの ”Saving Private Ryan" といったところでしょうか。今回は、実話に基づく話で、戦争捕虜の決死の脱獄を描いた映画、”Rescue Dawn" がDVDになったので、見ました。

この映画の主演は、Christian Baleです。彼は多才で、いろんな役柄をこなしています。2000年の ”American Psyco" は、シャワーが浴びられなくなると困るので見ていませんが、2005年の ”Batman Begins" ではアクションスター。そして2006年の ”The Prestige"では,ライバル・マジシャンが競い合う心理スリラー。

今回、彼の履歴をあらためて見て、「ポカハンタス」や「ハウルの動く城」にも声優として出ていたことを知りました。さて、この「レスキュー・ドーン」に話を戻すと、ベトナム戦争時代に、戦闘機を操縦していた彼は、ラオスの上空で攻撃を受け墜落。捕虜になってしまいます。連れて行かれた囲いの中で、何年も捕虜にされ、やせ細った仲間と共謀して、死を覚悟の脱走を図ります。

現在アメリカでは大統領選に向けて、各候補者のキャンペーンが盛んに行われていますが、共和党の候補で、以前にも立候補したことのある、マケイン氏は、ベトナム戦争時代、捕虜の経験があると聞いています。彼もこの映画を見たのでしょうか。泥沼の戦いになったベトナム戦争。忘れてはいけませんね。

ちなみに、クリスチャン・ベールが演じた本当のヒーローは、この後、4回も墜落を生き抜いたとか。本当に勇気ある方です。

上記の名作、まだ見てない方は、DVDの品揃えNo.1!!【TSUTAYA DISCAS】でどうぞ。
| mikaeiga | 09:01 | comments(0) | trackbacks(1) |
戦争映画
SIFF(シアトル国際映画祭)の話を少しだけしておきます。この前話した特別プログラムの中に、フィルムチャレンジというのがあって、地元の3人の映画制作者が、撮影に5日間と、編集に5日間を与えられて、短編を作り競い合うというものを紹介しましたね。

その公開日が今日なんです。シアトル時間の28日、午後7時から、たった10日間で作った3人の作品が公開されます。ところで、今日、アメリカ時間の28日は全国的に休日。何の日かご存知ですか?”Memorial Day"と呼ばれ、毎年5月の最後の月曜日に指定され、戦争で亡くなった人たちを偲ぶ日とされています。

この日、戦没者が葬られている墓地には、それぞれの墓石の横に小さなアメリカの国旗が供えられ、大きな国旗は通常、半旗を掲げます。また、ブッシュ大統領はアーリントンの国立墓地を訪問して演説し、国民は全国で黙祷をささげ、戦没者の霊を弔います。

でも、このメモリアルデーは、ずっと静かにしている日かというとそうではなく、この日を境に、暦の上ではなく非公式に夏のシーズンが始まるとされているため、3連休を利用して、お墓参り以外の旅行に出る家族も多く、各家庭でもバーベキューパーティーをしたり、映画を見に行ったりと、にぎやかな面が大きいです。

そこで、トップ50戦争映画に載せられた、最近数年間のお勧め戦争映画を挙げておくと、2002年に出た、戦場のピアニスト、2004年の、ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション / 洋画、そして今話題の、硫黄島からの手紙 [HD DVD] / 洋画です。どれも見ごたえのあるものばかり。メモリアルデーにちなんで3点紹介しました。

外国映画を楽しむには、やっぱり俳優の声を生で聞いて理解したいですよね。英語学習はリスニングが大切。ラジオ講座を録音して何度も聞けるラジオICレコーダー TALK MASTER II-S(トークマスター)があったら便利。勉強以外にも、MP3プレーヤーとして音楽も楽しめます。
 
| mikaeiga | 03:35 | comments(1) | trackbacks(15) |

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