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「愛しのフリーダ」はビートルズをゼロからスターダムまで支え続けた天使
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「愛しのフリーダ」が当時名もない【ビートルズ】の秘書を頼まれたのは、まだ17歳の時でした。イギリスのリバプールにある「キャバーン・クラブ」でバンド演奏を始めたビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインに頼まれて、スケジュール調整や、ファンクラブの運営を任されたのです。

初めは、彼女の自宅の住所をファンクラブの宛先に使っていたところ、次第に山のように運ばれてくるファンレターに圧倒される毎日となりました。誰も予想することのできなかった反響となり、あっという間に世界に羽ばたくロックバンドとなっていったのです。

これまで黙して語らなかったフリーダ・ケリーが、孫もでき、人生の節目を迎えるにあたって、ついにビートルズとかかわった11年間の月日を語るのでした。フリーダは、4人のメンバーをそれぞれよく把握し、決して名声に浮かれることなく、あくまで彼らに忠実に、そして良き理解者として陰でビートルズを支えていたのです。

”Good Ol’ Freda”(原題)では、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターの素顔を垣間見ることができます。でも、口の堅いフリーダは、これまで決してゴシップめいたことも何も世間に漏らすことはありませんでした。それだけに、バンドのメンバーのみならず、その家族からも信頼を得ていたのです。

1962年から11年間に渡ってビートルズの秘書を務めた後引退し、結婚して子供もでき、普通の家庭を築いてきました。映画の中では、大切にしているビートルズのメモラビリアも少し披露していましたが、決してそれを利用することもなく、あくまでも忠実な秘書に徹したフリーダなのでした。
| mikaeiga | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ザ・ラスト・ライオンズ」というドキュメンタリー映画を友人の勧めで観る
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「ザ・ラスト・ライオンズ」というドキュメンタリー映画はもう1年以上前に上映されているのですが、私はその存在を知らず、最近友人から聞いたのと、確か”60Minutes"のなかで紹介されたのが重なり、これは絶対観なければと思い立ちました。



始めは、ひょっとしたら「お涙頂戴」映画なのかなと思っていたふしもあったのですが、アカデミー俳優のジェレミー・アイアンがナレーターを務め、映画の製作・撮影に当たったおしどり夫婦が命がけで、野生のライオンの生態を実録した、とても貴重な映画でした。

最後の字幕に出たように、野生のライオンはこの50年で、45万頭から、たったの2万頭にまで激減しており、最大の生息地アフリカでは未だに毎年600頭ほどが密猟者の手に落ちるというのです。

物語は、あるライオンの家族が、突然他のライオングループにテリトリーを襲われ、雄ライオンは戦いの末、瀕死の重傷を負ったため、雌ライオンが3匹の子ライオンを連れて新たなテリトリーを探す中、更なる犠牲を出しながらも、果敢に生きていくというストーリーです。

水はあまり得意ではないはずのライオンが、まず超えなければならなかった最初の川渡で、一番弱小の子ライオンがわにに襲われ、そのうち、食事にありつくために水牛の群れと戦い、次の子ライオンが下半身を打ちのめされ、置き去りにする他なかった母の決断は、動物といえど、苦渋に満ちた表情に表れていました。

残る1匹の子ライオンを守るために、シングルマザーは、再び侵入してきた雌ライオングループとの戦いに勝ち、今度は彼らを率いて水牛と対決していくという、雌ライオンの意地の見せ所といった感じでした。

それにしても、食物連鎖の頂点にあるライオンの数が減ると、草食動物が増えすぎて、彼らの食事がなくなり、農家にも被害が出るようになるのだとか。人間には自業自得といえるのでしょうね。

| mikaeiga | 06:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ジョージ・ハリスン」のドキュメンタリーで、ピートルズの人間模様を垣間見る。
JUGEMテーマ:映画

ジョージ・ハリスン」のドキュメンタリーで、ピートルズの人間模様を垣間見るとともに、精神世界に傾倒していったGeorge Harrisonにこれまで以上に興味を覚えました。

ビートルズと言えば、ポール・マッカートニージョン・レノンがいつも表舞台にたっていて、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターは影が薄く、その人生を深く探ることもなかったのですが、この2枚組みのDVD、”George Harrison:Living in the Material Word” を観ることで、大いに共感するものがありました。

音楽上では、ラビ・シャンカールエリック・クラプトンの影響を始め、私生活での戸惑いも含め、オノ・ヨーコも含む妻たちの肉声や、人生に深くかかわった友人・知人のインタビューなどが、その当事に作られた歌の一説を挟みながら語られ、一世代違っていても、その時の世界にシンクロできるような気がしました。

初めは上手なギタープレーヤの役だけに徹していたものの、次第に自分自身の音楽の世界を創りたくなるのは当然の事。世間ではよく、オノ・ヨーコがビートルズを壊したようなことを言いますが、やはり、音楽性の高いタレント豊かな人物が、決められた器にずっと納まっているわけにはいかなかったのです。

ジョージ・ハリスンが息子と一緒にミキシングしている風景もありますが、そっくりですね。晩年にはガンに侵され、ベッドに横たわり死を待つだけの状態でも、友達のことを気遣う様子を、リンゴ・スターが涙ながらに語っていたのが印象的でした。

この世で鍛錬したことが良かったのか悪かったのか、その成果がわかるのは人が死ぬ時、と言っていたジョージ・ハリスン。それを目の当たりにしたのは、奥さんのオリビアでした。彼女がインタビューの最後に語っています。

| mikaeiga | 17:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
イブ・サンローランのドキュメンタリーを観て、故人を偲ぶ
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イブ・サンローランはご存知、一世を風靡したフランスのデザイナー。でも晩年は、憂鬱症に悩まされ、孤独な日々を送っていたのですね。あの華やかなファッション界を背負って立っていた、Yves Saint-Laurentを、彼のパートナーである、Pierre Bergeが熱く語ります。

原題は、"L'amour fou"(プレビューをどうぞ)。クリスチャン・ディオールの愛弟子だったイブ・サンローランは、Christian Diorの死後、後継デザイナーとなり、いくつかのファッションショーを成功させるも、解雇となり、その後愛人でもあるピエール・ベルジェがマネージャーとなって、新たなデザイナー、イブ・サンローランの世界を創りあげていくのです。

波に乗ってきたサンローランには、各界の名士もこぞってデザインを頼むようになり、斬新なデザインでファッション界の頂点に立ちます。ジャクリーン・オナシスも彼の顧客であったと聞きます。晩年のファッションショーには、カトリーヌ・ドヌーブが歌を披露する場面もありました。

でも元々内気なイブ・サンローランには、華やかな表舞台はあまりにも重圧だったのでしょう。ついに公の場から遠ざかる日が来ます。長年の間に、イブとピエールが集めた美術品の数々は、まるで博物館のよう。それらは彼の目の保養だけではなく、心の保養にもなっていたのでしょう。

イブ・サンローランの死後、残ったピエール・ベルジェがその美術品の全てを稀に見る規模のオークションにかけ、売りさばきました。彼の解説で語られるこのドキュメンタリー映画。ややもすれば退屈かもわかりませんが、きらびやかな職業の陰に隠れているものが見えてくるような気がします。

| mikaeiga | 08:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ヤバい経済学」は経済を裏側から解説
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ヤバい経済学は、経済学者のスティーヴン・D・レヴィットと、ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナーの共著でベストセラーになった本が映画化されたもの。そうです。経済を裏から解説した本が映画になるという珍現象。それだけ世の中の経済が混沌としているということなのか。

原題”Freakonomics”(プレビューをどうぞ)は、不動産業者がいかにして家を売るかという問題から、人名が与える先入観によって人生が左右されかねない分析を始め、ニューヨークで1990年代に犯罪率が減少した説明に、賞金制度を導入すれば、アメリカの高校で劣等性が優等生になれるかどうかの実験。ひいては、日本の相撲界の八百長まで取り上げ、検証データやインタビューを元に、かなりの時間を割いて細かに起こるべくして起こった成り行きを解説。

相撲界の話にいたっては、八百長にとどまらず、新弟子リンチ事件にも及び、内部告発しようとした元力士や親方が不可解な死を遂げていることなど、日本に住んでいない者にとっては、逆輸入的に知った事実もあるくらいです。

映画ならではのわかりやすさもさることながら、オリジナル本のあまりの反響に、「超ヤバい経済学」も出てしまう人気ぶり。映画はテーマごとに収録したオムニバス形式なので、オスカー受賞監督を含む複数の優秀な監督が手がけています。

| mikaeiga | 10:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界不況の知られざる真実を描いた「インサイドジョブ」
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世界不況の知られざる真実を描いた「インサイドジョブ」を、一体、金融界の重鎮たちは観ることがあるのでしょうか。

”Inside Job”(プレビューをどうぞ)は、2008年のリーマン・ブラザーズ経営破たんによる “リーマン・ショック” をかわきりに、世界規模の経済不況を招いた真実を描いたドキュメンタリー映画です。金融業界人から政治家、大学の教授、ジャーナリストなど、重要人物へのインタビューをはじめ、徹底したリサーチにデータ収集を行い、あらゆる視点から問題を検証しています。

第83回アカデミー賞では、長編ドキュメンタリー賞を受賞。ナレーションは、マット・デイモンンが行いました。今でも覚えています。受賞のためにステージの上に立った製作者が、声を大にしていっていたことを。「この経済不況を作った金融界のドンたちは誰一人として捕まっていないのです。」

今アメリカは天文学的数字の借金を抱え、国債発行限度ぎりぎりのところまで追いやられ、これ以上借金ができない崖っぷちのところまで来ているのです。このままでは合衆国が数字の上で破綻するということで、国債発行額の上限を引き揚げるべく、議会で交渉が続けられています。

オバマ大統領は、自身を含め、高額所得者の税金優遇政策を取り外し、元通り課税すれば、一般市民の懐に影響することなく財源を確保できるとしているのに、多数のロビイストにバックアップされている共和党が、頑として譲りません。

下院議会を制しているのが共和党なので、民主党がいくら頑張って、一般市民のためになる法律を作ろうとしても、共和党がつぶしにかかるのです。一度は景気回復が上昇気流に乗りかけたのに、最近では再び停滞しているため、オバマ政権に対する風当たりが強くなっています。

もっとこういうドキュメンタリー映画を広めて、悪いのは誰なのか、徹底的に追及すべきです。
また、皆さんは「911」が自作自演であるという理論を聞かれたことはありますか?これは、この金融業界の黒幕と大いに関係していることなのです。

| mikaeiga | 08:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
ワルシャワ・ゲットーのドキュメンタリー映画 ”A Film Unfinished"
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ワルシャワ・ゲットーというのは、第2次世界大戦中に、ナチス・ドイツが設けた、「ユダヤ人隔離地域」のことですが、中でもポーランドのワルシャワ・ゲットーが最大級の規模で、約40数万人のユダヤ人が入れられたそうです。

映画”A Film Unfinished"(プレビューをどうぞ)は、ナチス・ドイツが当時の様子を、収容所に入る前のユダヤ人の普通の暮らしから、絶滅を目的とした抹殺が行われるまで、ドキュメンタリー映画に収めるべく、収録を開始し、未完に終わったフィルムを、当時の生存者の解説を交えて、再構成した映画です。

ワルシャワの限られた場所をユダヤ人隔離地域とするために、そこに住んでいたポーランド人を外に出して、他の地域に散らばっていたユダヤ人を、ごくわずかな場所に押し込めたのです。その為に、大きな家に住んでいた人のところへ、見ず知らずの何家族もが雑居することになります。

地震で家をなくした人のために、住まいの一部を提供するのとはわけが違います。そこで与えられる食事は劣悪を極め、不衛生な中、次第に疫病が蔓延していきます。道端に死骸が転がっていても、人々は気に留める余裕もありません。それでもまだ、そこには人間的な暮らしがあったかもわかりません。

やがてユダヤ人の全ては、ご存知の通り、「民族絶滅収容所」へと送られていきます。フィルムの始めの頃撮影された人たちの普通の肢体が、収容所送りが始まり、次第に餓死寸前の骨と皮状態に変わりつつあるのが、目で見て取れます。

映画の中のドキュメンタリー部分を実際に撮影していた人が、神妙な面持ちでインタビューに答え、また生き延びたユダヤ人たちが、そのドキュメンタリーフィルムを映画館で観ているときの表情がクロースアップされるのですが、中には嗚咽して顔を背ける人もいました。

この映画は、サンダンス映画祭で、ドキュメンタリー映画編集賞を受賞しています。

| mikaeiga | 04:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
赤ちゃん”Babies”は、どんな環境でも育っていく。
JUGEMテーマ:映画

赤ちゃんが生まれたときから歩き始めるころまでの成長を、4カ国のベイビーをピックアップして追っかけていくドキュメンタリー映画 ”Babies”(プレビューをどうぞ)。この映画にせりふはありません。赤ちゃんのつぶやきや、親たちの日常のやり取りだけ。

舞台に選ばれたのは、ナミビアモンゴル東京サンフランシスコの4箇所。一見してもわかるように、発展途上国と先進国での赤ちゃんの育て方の違いが浮き彫りになります。

ナミビアとモンゴルの赤ちゃんは、自然と一体になって育っていく。でも暑さのせいで、顔にハエはたかるし、泥水も飲む。野生のヤギを触った手で他の食べ物も食べる。おもちゃは自然に存在するものしかない。親もほぼ自然に任せて見守るだけ。

かたや、東京とサンフランシスコで生まれ育つ赤ちゃんは、親子でヨガ教室に通ったり、お絵かきしているテーブルには、知育玩具が置いてあったりする。近隣に住む親子のサークルで情報交換もできる。すでに子育て競争が始まっている感じがする。

でも、どんな路をたどっても、ハイハイしかできなかった赤ちゃんが立って歩き、兄弟や社会の中で鍛えられ、成長していくのです。「ベイビー」を観ると、日常の小さな心配事がつまらないものに思えてきます。

| mikaeiga | 07:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
「クヌート」を見ると思わず抱きしめたくなる想い
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サッカーのワールドカップも熱戦のうちに幕を閉じて、各選手は本来のチームに帰り、それぞれの本拠地で活躍しています。そのサッカー選手の活躍ぶりもさることながら、やはり一番記憶に深いのは、何と言ってもドイツ水族館の百発百中占い蛸の「パウル」君ではなかったでしょうか?

裏話では、パウル君、どうも赤色が強い国旗になびいていたようで、もし中国の国旗が出ていたらどうなっていたことか。でもこのブログは映画の話。パウル君で思い出したのが、1年前、全世界の人を感動させた映画「クヌート」の話をしたいと思います。

”Knut”君を知らない人を数えるほうが早いと思うくらいにフィーバー振りでしたが、今ではDVDで観ることができます。あらためてじっくりドキュメンタリーで見ると、思わず顔がほころんでしまうかわいさ。でも母熊に見向きもされなくなった白熊の「クヌート」を育てることになったドイツはベルリン動物園の飼育係さんの苦労は並ではなかったことがよくわかります。

映画「クヌート」は、クマ賛歌の映画です。ベルリンのみならず、地球温暖化の影響を受けて次第に住む所も食べ物を激減していく北極で、必死に生き抜こうとする母子のホッキョクグマや、ロシアのベラルーシに住むヒグマの子供がむなしく母を待つ様子もペーソスあふれます。

人間に責任の一端がある自然環境破壊の犠牲になった子熊を、人間が救うのは、もっともなことかもわかりません。




| mikaeiga | 15:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ボーグ9月号」のドキュメンタリーでファッション界のシリアスな面が浮き彫り
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ミカ映画では最近、ファッションデザイナー、「バレンティノ」のドキュメンタリー映画から、シャーリー・マクレーンの「ココ・シャネル」や、オドレイ・とトゥの「ココ・アヴァン・シャネル」など、ファッション界の実話を多く取り上げましたが、今日紹介する、「ボーグ9月号」 は、ファッション界で働く人たちののドキュメンタリーを、新たな角度から語っています。

原題は、”September Issue"。このドキュメンタリー映画は、ファッション界を代表する雑誌”Vogue"  が、毎年総力を挙げて取り組む「9月号」編集の模様を描いたものです。とりわけ、この映画の背景になっている、2007年の「9月号」は前代未聞の、厚さ840ページ、重さ約5ポンド(約2、3kg)に及んだ圧巻なのです。

泣く子も黙る、ファッション雑誌「ボーグ」の鬼編集長、Anna Wintourと、その右腕となって活躍するディレクターの Grace Coddington との間の女の戦いが熱く繰り広げられます。有名ファッションデザイナーのコレクションの際は、最前列に座っている、ボブカットの大きなサングラスをかけた女性を探すと、すぐアンナが見つかります。

一方グレースは、元ファッションモデルで、若いときのモデル現役時代の写真と現在の風体には格段の差があるのですが、事故でモデルを続けられなくなり、アート・ディレクターの仕事をすることになりました。でもグレースの洗練された芸術的な感覚は天性のものといえ、モデルではなくむしろ今のディレクターの仕事をするために生まれたのではないかと思えるほど、研ぎ澄まされた美的感覚を持っているのです。

鬼才の編集長アンナも、グレースのそんな天才的感覚を認めてはいるものの、いざ雑誌の編集となると、二人は時として激しくぶつかり合います。でもその結果生み出される最終稿は、二人を軸とするチームの最高傑作となるのです。

| mikaeiga | 01:13 | comments(0) | trackbacks(0) |

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