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ライフ・オブ・パイはスピリチュアル映画
JUGEMテーマ:映画
  「ライフ・オブ・パイ」は、アカデミー賞監督賞をはじめ、撮影賞、視覚効果賞、作曲賞の4つをとった映画です。アン・リー監督は、「ブロークバック・マウンテン」に継いで、2度目の受賞となりました。



ヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」”Life of Pi”が原作になっていて、インドで動物園を経営していた家族が、カナダのモントリオールに動物とともに船で移動中、太平洋上で嵐に見舞われて船は沈没。家族は16歳の少年以外全て遭難。何とか救命ボートに乗り、命は助かったと思ったら、そのボートにはベンガルタイガーという珍客がいたのです。

ここから、227日間に渡り、少年と虎のサバイバル物語が始まります。少年パイを演じるのは、オーディションで選ばれた、スラージ・シャルマ。まだ16歳の少年は、家族を亡くした悲しみと孤独に耐えながら、虎と海上で共存していく道を歩まねばなりませんでした。

奇想天外な設定。そしてCG技術を駆使して作られた、リアリティーたっぷりのベンガルトラ。3Dで観たこの映画の途中、トビウオが海上を飛び跳ねるシーンでは、思わず座席で体をのけぞらせてしまいました。撮影賞と視覚効果賞を受賞した意味がわかります。

虎との会話は全て、目と目で行われます。ありきたりのアドベンチャー映画度は一線を画する映画でした。ジェラール・ドパルデューが船の料理長として出演していました。

| mikaeiga | 09:42 | comments(1) | trackbacks(0) |
「ザ・ロード」で学ぶものは?
JUGEMテーマ:映画

「ザ・ロード」は、文明が崩壊し、人間を含む殆どの生物が死に絶えていく、近未来を描いたロード・ムービー。原作は、現代アメリカ文学の巨匠コーマック・マッカーシーが、ピュリッツアー賞を受賞した同名ベストセラー小説。Cormac McCarthyは、アカデミー賞作品賞を受賞した「ノー・カントリー」でもよく知られています。

"The Road"(プレビューをどうぞ)は、その名のとおり、荒野を、父と幼い息子が買い物カートにすべての必需品を載せて、ハンニバル(人食い人種)を避けながら、温かいところを求めて旅していくロード・ムービー。その生死を賭けた危険で残酷な旅の中で、父が息子に教えようとすることを学びたい。

とるかとられるか、食うか食われるかの中で、ともすれば倫理観をなくしてしまいます。でも父親役の、
ヴィゴ・モーテンセンは、犯罪には厳しく対処しても、空腹だからといって、同じ人間の肉は食べたりしないという決まりを守ります。このあたり、決して非難するのではないことを前提に、ある飛行機が雪山に遭難した後の生き残った人たちのドキュメント・ドラマ映画を観たときのことを思い出すのです。

回想シーンに時折出てくる、母親役の、シャーリーズ・セロンの美しいこと。次第に危機が迫る中、自ら生を放棄することを選んだ刹那感が、より彼女の美しさを引き立てています。周りを、
ロバート・デュバルや、ガイ・ピアースでかため、作品を引き締めています。

それにしても、この映画は氷河期的な方向。今年の酷暑を経験して、地球温暖化を肌で感じたのですが、近未来は一体どちらの方向へ向かうのでしょうね。


| mikaeiga | 08:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ウォーカー」が守ろうとしたある本の本当に意味とは?
JUGEMテーマ:映画
ザ・ウォーカー」はアクション・アドベンチャー映画と呼ぶべきか、西部劇と呼ぶべきか。原題は、”The Book of Eli"(プレビューをどうぞ)。「イーライの本」とは何か。世界的な名著とされる○○。

イーライを演じるのは、Denzel Washington。サングラスをかけ、殆ど口をきかないヒーロー。劇中では、「ウォーカー」と呼ばれている。ある本をバックパックに入れ、荒廃した近未来の街をさ迷い歩くウォーカーがやってきた場所は、ゲイリー・オールドマンが支配する危険な地域だった。

デンゼル・ワシントンの使命は、その大切な本を安全な保管先に命を賭して運ぶこと。この荒れ果てた街で「水」が貴重品なのは言うまでもないが、人々が大金?をはたいても手にしたいものは、「本」。かなり以前に見た未来の映画で、何千年先に、全ての本がぼろぼろになって書物を残すことができなくなるシーンがあったのを、今鮮明に思い出す。

確かに今、キンドルなどの出現で一般の書物の存続が危ぶまれていますが、これはもっと先を行く話。コンピューターも破壊された後に残るものを人々が取り合うのです。もしこの世から活字が全てなくなったとしたら・・・・・

映画の途中で、本の招待はすぐにわかるものの、やはり結末は、ちょっとハッとしましたね。それにしても、悪人を演じるGary Oldman の愛人役を演じている女優を見て、自分も年をとったなと思いました。「フラッシュ・ダンス」のジェニファー・ビールスも随分変わりましたね。


| mikaeiga | 20:51 | comments(0) | trackbacks(0) |

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