「ジョージ・ハリスン」のドキュメンタリーで、ピートルズの人間模様を垣間見る。
2012.07.11 Wednesday | category:Documentary
JUGEMテーマ:映画
「ジョージ・ハリスン」のドキュメンタリーで、ピートルズの人間模様を垣間見るとともに、精神世界に傾倒していったGeorge Harrisonにこれまで以上に興味を覚えました。
ビートルズと言えば、ポール・マッカートニーとジョン・レノンがいつも表舞台にたっていて、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターは影が薄く、その人生を深く探ることもなかったのですが、この2枚組みのDVD、”George Harrison:Living in the Material Word” を観ることで、大いに共感するものがありました。
音楽上では、ラビ・シャンカールやエリック・クラプトンの影響を始め、私生活での戸惑いも含め、オノ・ヨーコも含む妻たちの肉声や、人生に深くかかわった友人・知人のインタビューなどが、その当事に作られた歌の一説を挟みながら語られ、一世代違っていても、その時の世界にシンクロできるような気がしました。
初めは上手なギタープレーヤの役だけに徹していたものの、次第に自分自身の音楽の世界を創りたくなるのは当然の事。世間ではよく、オノ・ヨーコがビートルズを壊したようなことを言いますが、やはり、音楽性の高いタレント豊かな人物が、決められた器にずっと納まっているわけにはいかなかったのです。
ジョージ・ハリスンが息子と一緒にミキシングしている風景もありますが、そっくりですね。晩年にはガンに侵され、ベッドに横たわり死を待つだけの状態でも、友達のことを気遣う様子を、リンゴ・スターが涙ながらに語っていたのが印象的でした。
この世で鍛錬したことが良かったのか悪かったのか、その成果がわかるのは人が死ぬ時、と言っていたジョージ・ハリスン。それを目の当たりにしたのは、奥さんのオリビアでした。彼女がインタビューの最後に語っています。
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