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勇敢なジャーナリストたちの死
アンジェリーナ・ジョリーといえば、ブラピと共演した、”Mr. & Mrs. Smith" のような、セクシーでちょっと危険な女性の役柄が多いですが、今回はちょっと演技派の映画に出演。実話に基づいて作られた、勇敢なジャーナリストの死を描いた、”A Mighty Heart"。

ウォールストリート・ジャーナルのレポーターで、パキスタンで取材を続けていた、ジュー一種のジャーナリスト、Daniel Pearlが、ある日取材の途中で行方不明になり、テロリストたちに誘拐されたことがわかります。アメリカ政府も、彼がCIAとは無関係であることを発表したり、懸命の捜査を続けますが、努力の甲斐もむなしく、惨殺されたことがわかるテープを入手することになります。

ダニエル・パール氏の奥さんである、マリアンの役を演じるのが、Angelina Jolie。ヘアスタイルも本人に似せて、主人の行方がわからなくなってから、最悪の事態を迎えるまでの心理的な葛藤を、コリン・パウエルの記者会見など、実写を交えながら、スリリングに描いていきます。このとき彼女は身ごもっていました。父親が亡くなった後での息子の誕生シーンもあります。

私はこの映画を見たとき、ケイト・ブランシェットの、”Veronica Guerin"を思い浮かべました。ヴェロニカ・ゲリンは、アイルランドのレポーターで、麻薬密売人を追っているうちに、もっと大きな組織に気がつき、危険を顧みず、取材活動を続けるのでした。ご主人や子どもに止められるのも聞かず、ある日ついに、麻薬組織の凶弾に倒れることになります。

この勇敢なジャーナリストの死を描いたDVDには、本人が、何かのタイトルでジャーナリストとしての受賞風景も挿入されています。ついこの間も、日本人ジャーナリストが、ミャンマーで犠牲になる事件がありましたね。この方たちのお陰で世界を知ることができることに感謝するとともに、改めてご冥福をお祈りしたいと思います。


| mikaeiga | 09:42 | comments(0) | trackbacks(6) |
ノーベル賞平和賞
アメリカ元副大統領のアル・ゴア氏が、"An Inconvenient Truth"で、ノーベル平和賞を受賞しましたね。うれしい限りです。アメリカ人の平和賞受賞で記憶に残るのは、元大統領のカーター氏。日本人では、かなり古くなりますが、元首相の故佐藤栄作氏。いずれも政治家ですね。でも今回の受賞は、政治的な枠組みを超えた、地球規模のリサーチと、普及活動が実ったもので、非常に意義のある受賞だと思います。

でも、常に反対派はいるもので、地元ワシントン州でも、内容に偏りがあるとかで、一部の学校で上映を見合わせたり、イギリスでも、政治色が強いとか、科学的根拠にかけるとかで裁判沙汰になり、裁判所でも、映画の中に9つの誤りを確認したり、否定的な向きもあります。私に言わせると、反対の声を挙げている人のほうが、政治的に利用しているのではないかと疑いたくなります。

この映画が投げかけているもっとも大切な趣旨は、皆が、地球上に住む私たち一人一人が、今危機感を持たなければ、子どもたちに将来はないということです。「赤信号、皆でわたれば怖くない。」といった感覚を捨て去り、今は結果がすぐに見えなくても、未来のために、毎日の身の回りの生活の中で何ができるかという使命感を持つことができれば十分なのです。

映画は、動画のインパクトがありますが、本でもカラー写真を多く掲載してわかりやすくまとめてありますので、「不都合な真実」を一度手にとって見られるといいとおもいます。私は今でも思います。もしゴア氏が大統領になっていたら、この7年間、アメリカはもっといい国になっていたのではないかと。


| mikaeiga | 09:08 | comments(0) | trackbacks(2) |
ホテル怪奇物語
ホラー系の映画はあまり見ないのですが、主演男優が好きなので、借りて見ました。ステファン・キングの短編に基づいた映画で、”1408”といいます。これは、ニューヨークのあるホテルの部屋番号なんですね。主演は、演技派のJohn Cusack。あとはホテルのマネージャーと、奥さんが時々出てくる程度で、殆どがジョンの一人舞台。

彼はライターで、超自然現象のなぞを解き明かしては、本に書くのが仕事。次なる挑戦に選んだのは、悪名高いホテルのある一室で、そこに泊まる客は生きてその部屋を出ることはないという伝説。マネージャーがとめるのも聞かず、早速チェックインし、最初は何の不安もなく過ごすものの、急に窓に手をはさんで怪我をさせられてから、もはや自力では脱出不可能と知る。

一瞬、これは全て悪夢だった、と思わせたかと思うと、また過酷な現実に戻される。過去の思い出が錯綜する中で、最後に彼のとった行動は?!スリラー映画なので、最後は言えません。この映画は単純に怖がらせる映画ではなく、心理描写が面白いと思いました。同じ系列の映画で見ごたえがあったのは、”Identity"。

ジョン・キューザックの映画に初めて出会ったのは、アメリカに来て間がない、1989年に見た、”Say Anything"。キュートな映画でした。でも、今ではスターの、キャメロン・クロウが出てるとは知りませんでした。最近のデート・ムービーでは、2001年の”Serendipity"(恋人たちのニューヨーク)や、2005年の”Must Love Dogs"(理想の恋人.com)などが楽しめますね。
| mikaeiga | 08:52 | comments(0) | trackbacks(14) |

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