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スクリーン・アクターズ・ギルド賞
JUGEMテーマ:映画


アカデミー賞はちょっとおいておいて、日曜日にロスで発表があった、SAG(Screen Actors Guild)Awardのことについて書きます。ご存知のように、今も尚脚本家組合のストは続いていますが、こちらは俳優組合の賞で、とりあえず豪華な衣装を身につけたスターたちを伴ってセレモニーが行われました。この組合は75年前から存在しますが、この授賞式が始まってからは、今年で14回目を迎えます。

他の賞と際立って違うところは、個人に与えられる賞以外に、アンサンブルキャスト賞といって、映画作品あるいは、テレビ番組に関わったキャストの組み合わせに与えられる賞です。映画でもテレビでも、どんなに有名なスターを使ってもこけるときがありますよね。やっぱり、これもチームワークがなせる業。みんなの相性と息が合っていないといいものはできません。

これは映画日記なので、テレビ関係は省きますが、今年のこのアンサンブルキャスト賞に輝いたのは、アカデミー賞の作品賞にもノミネートされている、”No Country for Old Men"のキャストの皆さん。有名どころでは、ウッディー・ハレルソンや、トミー・リー・ジョーンズなど。そしてユニークなのが、今年から始まった、スタント・アンサンブルキャスト賞は、”Bourne Ultimatum"が取りました。いつも裏で活躍するスタント俳優の皆さんも脚光を浴びたのはいいことですね。

このCormac McCarthyの小説を脚本化した”No Country for Old Men"では、ドラッグマニーを追って、冷酷な殺人者を演じた、スペイン生まれのエキゾチックな、Javier Bardemが助演男優賞を受賞しました。

また、主演俳優では、”There Will Be Blood"のダニエル・デイ・ルイスが男優賞に、そして、”Away From Her"のジュリー・クリスティーが女優賞に輝きました。Daniel Day-Lewisは、スピーチの中で、先日マンハッタンのロフトで28歳の若さで亡くなった、ヒース・レジャーをたたえていました。

この俳優組合の賞がアカデミー賞に与える影響が大きいことはいうまでもありませんが、この授賞式だけが、豪華スターの見所に終わらないことを願いたいものです。



| mikaeiga | 09:39 | comments(0) | trackbacks(6) |
アカデミー賞ノミネート作品発表
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アカデミー賞のノミネートが発表になりました。考えてみると、今年のアカデミー賞は、傘寿(80歳)を迎えるのですね。2月24日の授賞式が予定通り行われるかどうかは、脚本家組合の交渉次第ですが、ともかく準備は進んでいるようです。

さて、そのノミネート作品ですが、ゴールデングローブのときは、”Atonement"がダントツで複数ノミネートされ、結果は分散受賞という形になりました。今回のアカデミー候補はノミネートの段階でかなり競り合って、分散されているようです。中でも有力なのは、”There Will Be Blood"と、”No Country for Old Men"。それぞれ8部門にノミネートされています。それに続くのは、”Michael Clayton"と”Atonement"で、それぞれ7部門にノミネート。

そして、誰もが驚いたのは、ティーンの妊娠を描いた作品の”Juno"。確かに、女優のエレン・ページは注目に値するかも分かりませんが、作品として、そこまで価値のあるものなのか?私はまだ見ていないので、なんともいえませんが、高校生の息子は嫌いだといっていました。でもこの映画、最初は本の一握りの映画館でしか上映されなかったのが、聴衆の反響を呼んで、全国で公開されたそうですから、それなりの中身があるのでしょう。

普通、作品賞と監督賞は、ほぼダブルのですが、今回も、”Atonement"のJoe Wrightが追い出されて、”The Diving Bell and the Butterfly"のJulian Schnabelが入った以外は、4作品とも同作品の監督がノミネートされています。

ドキュメンタリー部門で頑張ってほしいのは、マイケル・ムーア監督の”Sicko"。アメリカの保険業界の裏や、政治家との絡みを描いた作品なので、広く世間に知れ渡ってほしいものです。

今回は作品を中心にお伝えしました。次回は、俳優中心で書きます。それにしても、以前アカデミー賞にもノミネートされ、今回も他の部門で名前の挙がっている映画、”I'm Not There"にもでているヒース・レジャーの死は、あまりにも突然でした。役に込める思いのあまり、よく寝られない為に用いていた睡眠薬の取りすぎという事故死だそうですが、悲しいです。ご冥福をお祈りします。


| mikaeiga | 10:09 | comments(0) | trackbacks(17) |
ゴールデングローブ賞発表
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ゴールデングローブ賞は、例の脚本家組合のストライキのため、スター抜きの淡々とした発表に終わりました。今回の件で被害を被ったのは、見る楽しみをなくしたファンだけではなく、華やかなショーで脚光を浴びるはずだった、スターのドレスを作ったデザイナーや、仕上げに携わったヘアースタイリストやメイクアップアーティストたちです。

彼ら(彼女ら)は、この晴れ舞台で名前が紹介され、次の仕事へとつないでいくのに、そのチャンスを逃しました。さて、結果ですが、かなり騒がれていた、”Atonement"は、ドラマ部門の作品賞と、音楽賞の2部門に終わり、他の作品もかなり分散された受賞になったようです。ミュージカル・コメディー部門の作品賞は、ミュージカルの舞台が元になっている、”Sweeney Todd"が選ばれました。

ドラマの男優賞は、20世紀初頭の石油ブームを描いた、”There Will be Blood"のダニエル・デイ・ルイス。女優賞は、アルツハイマー症を取り上げた、”Away From Her"の、ジュリー・クリスティー。老年の役を演じる女優さんは尊敬するのですが、ドクトルジバゴの美しい彼女が脳裏に焼きついているため、ちょっとこの役を見るのはきついかなという気がします。

ミュージカル・コメディー部門の男優賞は、”Sweeney Todd"のジョニー・デップ。女優賞は、Edith Piafの生涯を描いた、”La Vie En Rose"のMarlon Cotillard。全体の助演男優賞は、犯罪物の、”No Country for Old Men"のJavier Bardem。助演女優賞は、”I'm Not There"で、ボブ・ディランを演じた、ケイト・ブランシェット。この映画でもまた、彼女が本当に幅の広い役者であることが証明されました。

監督賞は、外国映画部門賞に選ばれた、”The Diving Bell and the Butterfly"の、Julian Schnabelでした。主なところを挙げましたが、2月24日のアカデミー賞まで、あと40日ほど。交渉の糸口が見つかることを祈っています。


| mikaeiga | 09:29 | comments(1) | trackbacks(13) |
ファンが選ぶピープルズ・チョイス賞
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ゴールデン・グローブ賞の授賞式ががたがた言っている間に、People's Choice Awardsの受賞者が発表になりました。こちらは、少し前に、スタッフがわざわざ俳優の居場所を捜して、トロフィーをもっていくという方式に変えることにしていたため、難を逃れました。このやり方も、受賞者にとっては、なかなかうれしいものだと思います。

さて、映画関係の受賞をリストアップしてみると次のようになります。

グランプリ 「パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールド・エンド」
ドラマ部門 「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」
コメディー 「Knocked Up」
アクション 「ボーン・アルティメータム」
ファミリー 「シュレック3」

女優部門  リース・ウィザースプーン
男優部門  ジョニー・デップ
主演女優  ドリュー・バリモア
主演男優  ホアキン・フェニックス
アクション女優  キーラ・ナイトレイ
アクション男優  マット・デイモン

やはり、ファンが選んだものは、映画作品の内容云々というよりは、映画館での観客動員数の多いものが多いですね。それにしても、リース・ウィザースプーンは、この間もハリウッド女優の中で、一番お給料の高い女優に挙げられていましたから、一般受けするのでしょう。近日発表のゴールデン・グローブ賞とは、ちょっと違うリストでした。



| mikaeiga | 06:26 | comments(0) | trackbacks(4) |
ゴールデングローブ賞の授賞式がキャンセルに?!
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速報です。今朝の新聞を見てびっくりしました。映画ファンにとって、ゴールデングローブ賞は、後に続くもっと大きなアカデミー賞を占う道しるべになるため、とても重要なのです。今アメリカは大統領予備選挙に入っていますが、先週のアイオワ州、そして今日投票がおこなわれているニューハンプシャー州の結果が、全体に響くのと同じように。(ちょっとスケールが違うか?!)

話を元に戻すと、何でこういう事態になってるかというと、この間から行われている、WGA(Writers Guild America)のストライキの影響。テレビ番組というのは、お堅いものからやわらかいものまで、全て脚本家によって台本が作られています。その人たちが書かないといえば、トークショー、バラエティー、エンターテインメント系の番組は成り立たないのです。

代わりに、ニュース形式の簡単な発表にするとか言って、既に、SAG(Screen Actors Guild)も、ノミネートされている出演予定者たちに、他の予定を入れるように促しているとか。たとえば、ジョージ・クルーニージョニー・デップジュリア・ロバーツアンジェリーナ・ジョリーなどの大物俳優たち。

結果発表なら、翌日の新聞を見れば一覧表で載るので、単純な発表ならあまり意味がない。やはり楽しみなのは、スターたちのレッドカーペットショーに始まる、絢爛豪華な衣装や髪型。引き続いて行われる祝勝パーティー。こちらも相次いでキャンセルされている様子。この騒動、アカデミー賞までには解決してほしいものです。
| mikaeiga | 10:05 | comments(0) | trackbacks(5) |
アメリカの映画評論家が選んだ2007年ベスト10映画
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皆さん、明けましておめでとうございます。とはいえ、これを書いている現在、アメリカではまだ大晦日なのです。今夜、東海岸を皮切りに、どんどん年が明けていく様子をテレビでカウントダウンしていきます。同じ国の中でも、一斉には「おめでとうコール」ができないのです。各州の大都市では、要所要所で花火が打ち上げられます。私の住むシアトルでは、シアトルセンターにあるスペースニードルが舞台になります。でも、やはり、一番初めに年が明けるニューヨークのブロードウェイが一番人だかりが多く、盛り上がります。

年末には、いつも、新聞や雑誌、その他のメディアで、今年の10台ニュースとか、印象に残った映像写真などが取り上げられますね。映画の世界でも、私が毎週見ている映画評論番組で、その年のまとめとして、今年の映画ベスト10を発表します。目下レギュラーの合い方が病気療養中なので、ゲスト評論家が加わって批評していましたが、この人のリストには日本ではまず上映されないであろう映画も数点あるので、レギュラーの、ルパートが出したベスト10をお知らせしますね。

10位 ”Paris, Je T’Aime”
 9位 ”Once”
 8位 ”Superbad”
 7位 ”Zodiac”
 6位 ”Gone Baby Gone”
 5位 ”American Gangster”
 4位 ”Juno”
 3位 ”The Lookout”
 2位 ”No Country for Old Men”
 1位 ”Michael Clayton”

この中で、アメリカでは既にDVDになっている、”Paris, Je T’Aime”と、”Once”は見ました。前者はちょっと現実離れした短編集。でも豪華キャストで、ナタリー・ポートマンも出演。後者はアイリッシュのシンガーソングライターのお話ですが、なかなか味わい深いものがありました。”Superbad”は、高校生の間では大人気。私は言葉の悪さに途中で居間を退席。”Zodiac”は主人が見ていましたが、感想は忘れました。

あと、DVDで出ていてまだみてないのが、”The Lookout”。これは高校のアイスホッケーのスター選手が怪我をした後、犯罪にからんでいくお話だそうで、今度借りてみようと思っています。残りは、現在映画館で上映中のものが殆どですが、私は、「出るまで待とうDVD」派なので、また見てからお話しますね。でも、1位の「マイケル・クレイトン」はジョージ・クルーニーが主演だし、ちょっと興味あるな。ともあれ、今年も皆さんにとって、素晴らしい一年になりますように。


| mikaeiga | 10:14 | comments(0) | trackbacks(0) |

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