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「アイ・アム・レジェンド」と「インベージョン」の比較
JUGEMテーマ:映画


アカデミー関係は、ちょっと休憩して、久しぶりにサイエンス・フィクションを二つ見ました。新しいほうは、ウィル・スミスの「アイ・アム・レジェンド ”I am Legend"」。私の中で、Will Smithは、「メン・イン・ブラック ”Men in Black"」とか、「ヒッチ ”Hitch"」で代表されるように、どちらかというとコメディー系の存在なのですが、今回は、まじめなサイエンティストの役柄。

がん治療が目的だったはずが裏目に出て、その生化学ウィルスにより、人々は死に絶えようとしています。残ったものはゾンビ化し、最後の一人まで吸い尽くそうとする。そんな中で他の生存者を探しつつ、危険を顧みずに汚染された肉体を研究してワクチン作りに励む科学者が、ウィル・スミスの役。

この映画の少し前に見たのが、ニコール・キッドマンの「インベージョン」。こちらは精神科医の役で、ウィルは犬といっしょに最後まで戦うのに対し、ニコールは、自分の子どもといっしょに必死で生きのびようとするところが違います。また、「インベージョン」では、宇宙人のウィルスが人間のDNAを変えてしまい、感情のない無機質人間を作り出すところも、微妙に違っています。

Nicole Kidmanは、どんどん身の回りの人々が汚染されていくのを目にしながら、同僚の研究者と逃げようとしていたら、彼さえも既に変えられているのにショックを受けます。望みの綱は、水疱瘡にかかったことがあるために難を逃れた息子だけ。このウィルスの特徴は、感染した後、眠ってしまうと完全にDNAが変わってしまうという代物。
 
あなたはどちらがお好みですか?
ちなみに、ウィル・スミスって、歌手になりたくて、あの難関のMIT(マサチューセッツ工科大学)に合格していたのに、蹴ったんですって。もったいない!それにしても彼、意外と賢いのね。




| mikaeiga | 09:14 | comments(0) | trackbacks(16) |
「ノーカントリー」と「つぐない」
JUGEMテーマ:映画


アカデミー賞でベスト作品にノミネートされた映画が2本DVDになったので、借りて見ました。一つは、見事アカデミー大賞に輝いた「ノーカントリー」で、もう一つは、「つぐない」です。結論から言うと、ちょっと期待はずれでした。

コーエン兄弟が監督をした犯罪映画の「ノーカントリー」は、作品賞以外にも、監督賞、ハビエル・バルデムの助演男優賞と、脚色脚本賞も取った大作です。確かに、映画の構成や、ドラッグマニーをどこまでも追いかける、冷血非道の男の心理描写など、技術的には優れているのかもしれないけれど、とにかく血なまぐさくて、あまり好きにはなれません。

主役のトミー・リー・ジョーンズが演じている、定年間近のシェリフの役に情感がこもっていたのが、唯一の救いでした。トミー・リー・ジョーンズは、今回のアカデミーで、「告発のとき」という映画で主演男優賞にノミネートされていましたが、同じ犯罪物でも、個人的にはこちらのほうがずっとよかったです。イラク戦争から帰った後、突然わけもわからず殺された息子の真相を必死で突き止めようとする父親の役でした。

もう一つ見たのは、イギリスのロマンス小説を映画化した「つぐない」。これは、ゴールデン・グローブ賞で確か最多部門にノミネートされたように記憶しています。でもその分期待をかけすぎたのか、メロドラマ的な要素が強くて、あまり高い評価はできませんでした。

姉とその恋人に対する嫉妬と誤解から、うその証言をし、戦争という時代背景も絡まって、二人の人生狂わせてしまう少女の役で、シアーシャ・ローナンが助演女優賞にノミネートされていましたね。その少女が老婆になったときの役を、バネッサ・レッドグレーブ画演じていました。ついこの前テレビで、バネッサの絶頂期の映画が放映されていたのですが、主人に言われるまで、同一人物であることに気付きませんでした。

それにしても、キイラ・ナイトレイは本当に拒食症なのか?!





| mikaeiga | 11:40 | comments(0) | trackbacks(25) |
実話に基づく映画「荒野へ」
JUGEMテーマ:映画


実話を映画化した作品には、いつも興味があります。というのも、人の心に響くものが既に本の中で実証されているから、映画化に踏み切るわけですよね。でも、長時間かけて本を読むよりも、2時間前後で楽しめる映画のほうが手っ取り早いから。今日紹介するのは、この間のアカデミー賞でも、編集部門と、助演男優部門でノミネートされた、ショーン・ペン監督による”Into the Wild"(荒野へ)です。

特に大スターが出ているわけではない映画ですが、まもなく大学生になろうとしている息子が、友達と見た後、私たち両親ともいっしょに見たいと言ったので、ことさら興味をそそられました。見る前に、なぜそんなにこの映画にそんなに共感するのか聞いたところ、映画の主人公に自分を見るようだからと答えていました。息子は、後で本も読んでいました。

さて、どんな話かというと、主人公のクリストファーは、スポーツマンで有名私立大学を優秀な成績で卒業した後、全財産を寄付し、無一文でアラスカの荒野へと旅立つのです。おそらく自分というものを見つめ直すために。確かハーバードロースクールに行くはずだったのに。両親は裕福でしたが、そこには家庭の事情というものがありました。

私の家庭は、映画のような問題はありませんが、最近失恋を経験して落ち込んでいる息子が、この映画のまねをしないかと、ちょっと心配になったりもしました。都会の中で人並みの生活をしてきた若者が、いきなり荒野で暮らすのは並大抵ではありません。この映画の主人公は、その間の冒険を詳細に記していたため、こうして人に目に触れることができました。見終わった後、少し考え込む映画です。







| mikaeiga | 08:13 | comments(0) | trackbacks(10) |
80回アカデミー賞の男優たち
JUGEMテーマ:映画


80回アカデミー賞のベスト作品にノミネートされた作品は全て、日本での公開が決まっているようですね。こちらでも引き続き上映されていますが、実はまだ受賞作の大半を見ていません。ホームシアター派なので、DVDのリリースを待とうと思っています。でも、批評家いわく、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」あたりは、劇場で見ないと臨場感が出てこないとのこと。

その作品ですが、やはり予想通り、ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞を取りましたね。過去に4回ノミネートされ、今回の受賞は1989年の「マイ・レフト・フット」についで2番目。ダニエル・デイ・ルイスの映画を見ている人は誰も、彼の演技力を疑う人はいないでしょう。今回は石油を当てて、一旗挙げようとする野心家の役ですね。ダニエルは、私と同じ年のイギリス生まれですが、私は、1992年の「ラスト・オブ・モヒカン」がとても印象に残っています。

さて、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」と同じく8部門にノミネートされ、作品賞に輝いた、「ノー・カントリー」で助演男優賞をとった、ハビエル・バルデムはスペイン人。
過去にどんな作品に出ているのかなと思って調べてみたら、2004年の「コラテラル」に出ていました。珍しくトム・クルーズが悪役をこなし、ジェイミー・フォックスが重要なタクシー・ドライバーの役をしている映画ですが、この作品の中で、ハビエル・バルデムが何の役で出ていたのか思い出せません。

でも、これからはいろんな映画に出てくるようですよ。もう完成している、”Vicky Christina Barcelona"を始め、来年には、”Killing Pablo", ”Tetro", "Nine"などの作品名が挙がっています。今年の男優、女優部門での受賞者4人は全て外国人でしたが、アカデミー賞も、どんどん国際化していくんでしょうね。ちなみに、最初の完成作品では、共演者のペネロペ・クルズと早くもうわさされています。

最後に、ちょっとローカルな話題を残しておくと、レッド・カーペット入場のときに、ジョージ・クルーニーが連れていた彼女、サラ・ラーソンは、ワシントン州ケントの出身だそうです。


| mikaeiga | 08:37 | comments(0) | trackbacks(20) |
80回アカデミー賞の女優たち
JUGEMテーマ:映画


80回アカデミー賞のレッドカーペットを盛り上げたのは、当然ながら、華やかな衣装に身をまとった女優たち。今日はその女優たちにスポットライトを当てます。

とにかく、アカデミー賞の授賞式が行われる24日までに少しでも多くのノミネート作品を見ておきたかったので、その週は1日1本は何か見てました。助演女優賞の候補作の中で見ることができたのは3作。ルビー・ディーの「アメリカン・ギャングスター」と、エイミー・ライアンの「ゴーン・ベイビー・ゴーン」と、ティルダ・スウィントンの「フィクサー」。

私はどうしてルビー・ディーが候補に上がったのか分かりません。悪いとはいいませんが、他の候補と比べて極端に出番が少なく、もっと他の選択があったのではと思いました。エイミー・ライアンは、ジャンキーで無責任な母親をよく演じていました。残りの2作を見ていないので、ティルダ・スウィントンが最高だったかどうか分かりませんが、キャリア遂行と利潤追求に走ったロイヤーの役はよかったと思います。ちなみに、彼女がしていたブレスレットを扱う高級宝石店に泥棒が入ったそうです。

主演女優賞ですが、候補作でみたのは、ケイト・ブランシェットの「エリザベス:ゴールデンエイジ」とマリオン・コティヤールの「エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜」。他は見ていないものの、マリオン・コティヤールの受賞には大拍手です。レッド・カーペットのときから、何て純真で控え目な女優さんだろうと思いました。白いマーメイド・ドレスがばっちり決まっていて、受賞した瞬間も、純粋に信じられないような清楚な驚きを見せていて、ファンになりました。

この作品はメイクでも賞を取りましたが、私も映画を見始めたときには、ピアフ役に、子役、マリオン、老女役の3人がいるのかと思ったほどです。マリオン・コティヤールの次回の作品が楽しみです。


| mikaeiga | 08:18 | comments(1) | trackbacks(9) |

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