ナタリー・ポートマンの魅力
2008.06.28 Saturday | category:Actress
JUGEMテーマ:映画
ナタリー・ポートマンの映画の旧作、新作を、最近見る機会があったので、ちょっとNatalie Portman をおさらいしてみたいと思います。というのも、息子がこの秋から通うことになるハーバード大学の卒業生ということもあって、もっと知りたくなりました。
ナタリーは、イスラエルで、医者のお父さんと芸術家のお母さんとの間に生まれたんですね。知りませんでした。でも若いうちにワシントンDC に引っ越した後、しばらくしてニューヨークに移り、以後ずっとNY住まいです。高校生のときは優等生で、俗に言う、ストレートAの成績だったので、問題なくハーバードに入れたようです。
11歳のときに、ピザパーラーでスカウトされ、モデルを始めたものの、演技のほうにもっと魅力を感じて、女優業に転向しました。そのデビュー作は、1994年の”The Professional"。これを映画館で見たときの、ナタリー・ポートマンの少女役は強烈に印象に残っています。
その翌年には、”Heat"で、大物俳優の、ある・パチーノや、ロバート・デニーロらと共演する機会に恵まれ、デビュー5年後には、誰もが知ってる、「スター・ウォーズ」のアミダラ女王の役に恵まれ、一気にスター街道を突っ走ることになります。
キャリア前半で、ちょっと変わったキャラクターを演じているのは、2004年の”Garden State"。母の死で久々に故郷に帰ってきた、テレビ俳優のガールフレンド役ですが、立て続けに、あまり品なくしゃべる様子は、これまでと少し違う役どころで面白方です。その同じ年には、”Closer"で、きわどいダンスシーを見せるなど、女優としての多才振りを発揮します。
きょうはここまでにして、また今度、過去数年の作品を見ていきますね。
シアトル国際映画祭(2008年)終わる
2008.06.19 Thursday | category:Film Festival
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シアトル国際映画祭もあっという間に終わってしまいました。この5月末から今までずっと風をひいていて、なおかつ息子の卒業式にからむ親戚の泊り客の世話で疲れていた私は、一度も見に行くチャンスもなく、非常に残念でした。
でも新聞では時折、どのスターがシアトルの街に来ているとかの情報を読んでいましたが、記憶に残るのでは、ある日ベン・キングスレーが会場に向かうためにリムジンを道路にとめた為、後ろを走っていたバスが一時停止しなければならず、車から降りたベンは、バスの運転手さんに向かって、両手を合わせて、「ごめんね」ポーズをしているところが大きく写真に写っていました。こういうジェスチャーって大事ですよね。
さて、最終日には、総括があって、それぞれの部門で、映画人や作品が表彰されますが、映画祭の場合、試験的な先行上映や、かなりマニヤックな物、叉は新人発掘のための作品など、どちらかというとマイナーな映画が数多く占めるので、名前を見てもあまりピンとくるものがありません。すぐにわかったのは、主演男優部門で、”Bottle Shock"に出ていた、アラン・リックマンくらいでしょうか?
ただ、最優秀映画作品に与えられる、ゴールデン・スペース・ニードル賞を取った、ドイツの映画、"Cherry Blossoms――Hanami"はそのタイトルからして、興味を引きました。解説を読んでみると、小津安二郎の「東京物語」をベースにしたような筋書きで、年老いた夫婦が、遠くはなれて住む子どもたちを訪ねるが歓迎されず、二人で旅に出る途中、妻が急死してしまう。その妻が思いをはせた日本を訪ね、魂を捜し求めるという話。バーバリアン・フィルム・フェスティバルでも、複数の受賞をしたというこの映画、いつか見てみたいです。
「父の日」に捧げる映画
2008.06.12 Thursday | category:Award
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”Father's Day"が近づいてきましたね。そこで、「父」を中心にした映画を思い出してみることにしました。5年前に、アカデミー賞の外国映画部門賞を取った映画で、The Barbarian Invasionsという作品があります。これは、家族愛、友人関係、恋愛関係と、人間の感情をいろんな方面から描いていますが、基軸になるのは、癌で死のとこにある父親です。
もう手の施しようがなくなった父親と最後のときを過ごさせようと、母は、遠くはなれて住む息子を呼び出します。あまり父とはうまく行っていなかった息子ですが、ビジネスマンとして成功している息子は、病院に来て父が大部屋に入れられているのを見ると、早速裏金を使って、空いているはずのなかった環境のいい個室に移します。
友人にも聞いて、父の痛みが以下に激しいものかを知ると、法律では禁じられているヘロインを入手しようとします。この映画は少しコメディータッチになっていて、息子はいきなり、ヘロインを取り締まるべき警察へ赴き、どこに言ったらヘロインが闇で手に入るかを聞きだそうとします。この辺が、重苦しい設定から、少し気を軽くしてくれます。
でも、息子と長い間意見が合わなくて離れていた父は、素直に息子の行為を受け取ることができず、たびたび口論になります。挙句の果てには、父に向かって、「自分を育ててくれたのは、母だ。」と口走ってしまいます。母はその後息子に、「あなたは小さいころ病気で死にかけた時に、父が寝ずの看病をしてくれたことを覚えていない。」とたしなめます。そして、父の親しい友人たちに声をかけてみなさいとアドバイスします。
それからがゲストの襲来。友人のみならず、前妻から、昔の恋人まで。母がもう一つ息子に言ったことばがあります。「あなたも子どもを持ってみないと、親の恩はわからないのよ。」と。これは私も実感しました。この秋から遠くの大学へ旅立つ息子も、遠い将来、このことばの意味がわかるようになるでしょう。お父さんにこんなプレゼントはいかがですか?
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"Iron Man"のロバート・ダウニー・ジュニア
2008.06.04 Wednesday | category:Actor
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ロバート・ダウニー・ジュニアの最新作、”Iron Man"がヒット中です。現在5週目にして、今週の興行成績は4位で、売り上げは276百万ドルに上り未だトップです。追い上げているのは、上映2週目にして、既に215百万ドルの、「インディアナ・ジョーンズ」。売り上げで3桁を記録しているのは、もう一つ、115百万ドルの、「ナルニア物語」。
この大ヒットは、本人も予想していなかったようで、「自分は大体アクションスターの柄ではないんだけどな。」とか言ってましたね。でも一昔前、幾度かドラッグに手をつけた後、リハビリで立ち直り、ヒーロー役で返り咲くというのは、アメリカならではといったところでしょうか。いい役者なので、必ず復帰してほしいとは思っていましたが。
Robert Downey Jr.というからには、Sr.がいるはず。RDJのお父さんは、ニューヨークでアングラ映画を作っており、小さいころにはお父さんの作る映画に出て、大人になってから、テレビの”Saturday Night Live”でデビューし、ハリウッドに出てきたのは、私がアメリカに移り住んだのと同じ1987年のこと。
記憶に残る映画はやはり、1992年の”Chaplin"。本当にチャップリンの動作を良く真似ていました。この年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた値打ち十分ありです。軽めの映画では、”1997年の"Two Girls and a Guy"。文字通り、ガールフレンドを二股かけていたのがばれて、ドつぼにはまるお話。この映画の最中は、実生活でも、毎日ドラッグテストを受けていたとか。これからも薬に頼らず、いい演技を見せてほしいですね。
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