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アカデミー賞第81回授賞式
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アカデミー賞特集

アカデミー賞第81回目の授賞式が、アメリカ時間の2月22日に行われました。主な結果を挙げると、

作品賞:    「スラムドッグ・ミリオネア」
監督賞:    ダニー・ボイル (スラムドッグ・ミリオネア)
主演女優賞: ケイト・ウィンスレット (愛を読む人)
主演男優賞: ショーン・ペン (ミルク)
助演女優賞: ペネロペ・クルス (ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ)
助演男優賞: ヒース・レジャー (ダーク・ナイト)
外国作品賞: 「おくりびと」

ノミネートの数では、トップの13部門に挙げられていた、「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」は、3部門のマイナーな受賞に終わり、下馬評の高かった、「スラムドッグ・ミリオネア」が主要部門を押さえて8部門で受賞する結果となりました。

大方の予想通り、注目の助演男優賞は、亡くなったヒース・レジャーがとり、家族が舞台に上がってお礼の言葉を述べていました。主演女優賞も、6回目の勝負で念願叶い、ケイト・ウィンスレットがとりました。今年の俳優部門のノミネートの紹介の仕方は、過去に受賞した代表選手たちが一人一人、ノミネートされた俳優に語りかけながら紹介する方式で、気持ちがこもっていて、とてもよかったと思います。

今年のアカデミー賞受賞式は、例年MCに採用していたコメディアン路線をがらっと変えて、イケメン俳優の、ヒュー・ジャックマンが行ったのですが、オープニングメドレーでの映画紹介を継承して、長身で歌も歌える Hugh Jackman の魅力をフルに活用した設定となりました。観客席に座っていた、ノミネート女優の、アン・ハサウェイを巻き込んでのショータイムは大成功でした。ちなみに、レッド・カーペットで入場してきたときの Anne Hathaway のドレスは、ベストドレッサー物でした。

日本のアカデミー賞を総なめにした、「おくりびと」”Departures”が、外国作品賞を取ったのはうれしかったですね。イスラエルの”Waltz with Bashir”も評判がよかったので気にしていました。これからも、日本の映画が国際舞台で活躍してほしいですね。


| mikaeiga | 07:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
アカデミー賞ノミネート映画「ダウト」
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アカデミー賞5部門にノミネートされている映画”Doubt”を観てきました。5部門中、脚本を除いた4部門は、実に全て俳優に与えられる賞で占めているのです。つまり、この作品は、映画そのものよりも、役者を観る映画といえるでしょう。

フィリップ・セイモア・ホフマンは、主演のようでいて、ノミネートされているのは助演男優賞。主役はやはり主演女優賞にノミネートされている、メリル・ストリープ。この二人の演技の幅は実に多種多様。そして後の二つは、両方とも助演女優賞の、エイミー・アダムスとヴィオラ・デイビス。

Amy Adamsも最近いろんなジャンルに挑戦していて、この純真無垢な尼の先生役を好演。Viola Davis が出演するのはほんのわずかながらも、Meryl Streep との面談のシーンで存在感をアピール。

舞台は、1964年の、ブロンクスにある聖ニコラス教会付属の学校。創立以来初めての黒人学生を迎えた規律の厳しい学校の尼で校長を務めるメリル・ストリープは、経験の浅い尼の教師、エイミー・アダムスから、牧師のPhilip Seymour Hoffmanと、黒人の生徒との間に何かあるのではと疑いを持ちかけられ、かねてから牧師の素行問題を気にしていた校長が詮索に出るというもの。

今でこそ、過去に被害を受けていた人たちが堂々と事実を明るみに出し始めましたが、当時はまだうやむやにされていた頃。そこに正義を求める尼僧の校長の刃が光ります。


| mikaeiga | 10:03 | comments(0) | trackbacks(2) |
アカデミー賞ノミネート映画、「愛を読む人」を観て
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アカデミー賞の作品賞を始め、5部門にノミネートされている映画、”The Reader” 「愛を読む人」を観てきました。Kate Winsletは、スクリーン・アクターズ・ギルド賞や、ゴールデン・グローブ賞では、同名の映画で、助演女優賞を受賞していますが、アカデミー賞では、主演女優賞にノミネートされています。

選出の過程で、各委員会により解釈の違いがあり、異なったジャンルで候補にあがるのは時々ありますが、「愛を読む人」のケイト・ウィンスレットは、主演女優としてアカデミー賞受賞にふさわしい熱演振りでした。第2次大戦後のドイツが舞台となります。

しょう紅熱を患って道端で苦しむ15歳のマイケルを助けるハナ。2倍も年の違う二人でしたが、必然的に関係を始めます。文字の読めないハナに、毎回名作を読んで聞かせるマイケル。でもハナはある日突然、マイケルの前から姿を消します。

そして再会するのは、アウシュビッツ捕虜収容所の看守だったハナの罪を問う裁判の法廷で、ロースクールに通うマイケルが傍聴するとき。ハナの文盲を知りながら、それが罪を軽くすることをわかりながら何もできないマイケル。

善悪の判断を麻痺させる戦争。モラルとは何か。生涯過去を引きずっていく人生。この作品は、上映後しばらく沈黙が流れ、観客がしばらく席を立たない種類の映画です。



| mikaeiga | 10:39 | comments(0) | trackbacks(3) |
アカデミー賞候補で、ゲイの権利を描いた映画、「ミルク」
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アカデミー賞8部門にノミネートされている映画、”Milk”を観てきました。といっても、牛乳の「ミルク」ではありません。これは、実際に起こった映画で、サンフランシスコのスーパーバイザーだったハービー・ミルクという人のラストネームから来ています。

主役を演じるのは、ショーン・ペン。既にアクターズギルドで、主演男優賞を受賞しており、アカデミー賞では、作品賞にもノミネートされている映画です。1970年代に起こった事件を遡り、ゲイ活動家の40代の短い人生を描いています。

投じは各地でゲイの権利をめぐって、警察と衝突したり、法的にゲイの人たちを職場から追放しようとするような動きがありました。そこで立ち上がったのが、ハービー・ミルク。政治家になって、弱い立場の人たちの権利を守ろうとします。彼は、全国で初めて、芸であることを公的に宣言して選挙で選ばれた政治家になります。

幸い、サンフランシスコの市長は理解があり、彼の応援をしてくれます。でも、同じスーパーバイザーの立場で保守的だった、ダン・ホワイトという人と意見が合わず、最後には悲しい結末を迎えます。随所に投じの実際のシーンが投入され、現実味ある、ドキュ・ドラマに仕上がっています。

映画のシーンが終わり、最後に、登場人物たちがこの後どうなったかというクレジットが出るのですが、その中でおもしろいのが、殺人を犯したダン・ホワイトの弁護です。今でもよく使われる、「当時は正常心ではなかった」というくだりですが、その理由が、彼はジャンクフードをたくさん食べていたからというのです。

これは、実際にこの裁判より、”Twinkie Defense”と呼ばれるようになった所以だそうです。ちなみに、アメリカのジャンクフードに詳しくない方のために、下に”Twinkie”の写真を載せておきます。
「トゥインキー」サイズのお財布まで出てるのは知りませんでした。




NEW!Loungefly☆Twinkie 長財布
| mikaeiga | 12:51 | comments(0) | trackbacks(5) |
トム・クルーズ主演ヒットラー暗殺計画「ワルキューレ」
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  ドイツナチスは、連合軍の手によって壊滅しましたが、ドイツ内部の将校たちも、ヒットラーを倒そうと立ち上がっていたのでした。昨年のクリスマスにアメリカで公開された、トム・クルーズ主演の映画"Valkyrie”は、あいにくアカデミー賞には縁がありませんでしたが、第2次世界大戦を叉新たな切り口で描いた戦争映画です。

戦闘シーンがあるのは、最初のアフリカのキャンプ地で、トム・クルーズが負傷し、片目、片手、2本の指を失うところです。舞台はドイツに戻って、ケネス・ブラナー扮するMajor Generalがヒットラーの乗る飛行機に爆弾を仕掛けるも失敗。次のより綿密で大規模な暗殺計画を立てる秘密会議に、Colonelのトム・クルーズが現れ、指揮を取ることになります。

トム・クルーズがヒットラーが行う、戦略会議に出席する折に、鉛筆の形に忍ばせた爆弾を入れたカバンを、ヒットラーの足元において帰るのですが、会議の途中、何かにいかったヒットラーがテーブルをこぶしでたたいたときにカバンが倒れたため、誰かがそのカバンを離れたところに置き直したところに、この暗殺計画の行く末がありました。

トム・クルーズは、この暗殺計画を実行する前に、婦人と子どもを避難させています。そして後の解説で二人は無事であることがわかりますが、トム・クルーズ以下、複数の首班の運命は想像がつくと思います。独裁者がいる国には、必ずそれを倒そうとする勇気ある者がいます。この映画を観て、今でも独裁者が牛耳っている国で、幾度もクーデターが試みられ失敗に終わり、それでも尚国を救うために命を惜しみなく捧げている人たちが後を絶たないことに思いを馳せました。





| mikaeiga | 12:51 | comments(0) | trackbacks(1) |

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