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スパイク・リー監督がシアトル国際映画祭で最高の栄誉を受賞
JUGEMテーマ:映画
シアトル国際映画祭では毎年、誰か一人に、映画界における長年の功績に対して特別栄誉賞が与えられますが、第35回目を迎える今年、その栄誉を受けたのは、黒人監督のスパイク・リー 氏。Spike Lee監督がその名を世界に知らしめたのは、一人で何役も務めた1989年の映画、"Do the Right Thing ”でした。

20年前に作られた「ドゥ・ザ・ライト・シング」は、ブルックリンの黒人街が舞台で、街のイタリアン・ピザの店と、韓国人経営の食料品店を中心に、異民族間の摩擦を描いたものです。この年のアカデミー賞2部門にノミネートされ、スパイク・リー監督は脚本賞でノミネートされていました。

以後スパイク・リー監督の記憶に残る映画作品では、1992年の”Malcom X”。「マルコム X 」もアカデミー賞2部門にノミネート。1998年には、同じくデンゼル・ワシントン主演の"He Got Game ”。2004年の”Jungle Fever ”や、2006年の”Inside Man ”など。またドキュメンタリー映画では、ハリケーン・カトリーナの悲劇を描いた、2006年の、"When the Levees Broke”。

最近完成した映画作品には、ブロードウェイ・ミュージカルの”Passing Strange”をアレンジしたものがあり、SIFFでも上映されました。この作品の主人公には、20歳のときにお母さんを亡くしたスパイク・リー監督自身に通じるものがあったそうです。

現在進行中の映画作品には、”Inside Man 2”や、マイケル・ジョーダンのドキュメンタリーもあり、まだまだ今後の活躍が期待されます。


| mikaeiga | 05:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
シアトル国際映画祭第35回目幕開け
JUGEMテーマ:映画
シアトル国際映画祭は今年で35回目となります。2009年のオープニングは、”In the Loop”というポリティカル・コメディーで幕開けです。例によって、この夜は、オープニング・ナイト・ギャラがあります。5月21日を皮切りに、6月14日まで、SIFF(Seattle International Film Festival)は続きます。

シアトル国際映画祭最後の夜は、シアトルでロードショーとなる、フランスのスパイ・コメディー、"OSS 117: Lost in Rio” が上映されます。そしてまたパーティーがあって解散。この数週間には、実に多様なジャンルの映画が上映され、日本映画も数本ありますが、何といってもやはり、アカデミー賞外国映画賞を受賞した、「おくりびと」”Departures”が目玉でしょうね。

目玉といえば、いつもこのシアトル国際映画祭には、必ず誰か大物が来るのですが、今回は「ゴッドファーザー」のフランシス・コッポラ監督が、最新作、”Tetro”の上映に際し、主演のVincent Galloと供に、レセプションで質疑応答を行うと聞いています。他にアチーブメント賞は、スパイク・リーが受賞することになっています。

今年のシアトル国際映画祭で初めての試みとなるのは、野外劇場での上映です。クロージングナイトに上映されるスパイ映画シリーズの第1作目で、2006年には、最高の栄誉である、ゴールデン・スペース・ニードル賞に輝いた、"OSS 117: Cairo, Nest of Spies”が上映されることになっています。

今からでもシアトルに飛んでこられますか?


| mikaeiga | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
「アメリカン・ティーン」に見る原題のアメリカの高校生の生の姿
JUGEMテーマ:映画
アメリカン・ティーン」は、インディアナ州の、保守的な小さな街にある高校生の最終学年の様子をドキュメンタリーで描いた映画です。昨年息子を大学に送り出した親としては、実に現実的な高校生の実態を見る思いでした。

American Teen”を撮影するに当たって、現代の高校生の代表的なカラーが出る人物を選ぶ必要がありました。監督は見事に数人の高校生にスポットを当て、10ヶ月に渡り、彼らの生活の表と裏を撮り続けたのです。この映画が、サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で監督賞を取ったのがわかります。

「アメリカン・ティーン」には、ポピュラーガールもいれば、クールボーイにナードまでいます。家庭環境にも恵まれ、成績もそこそこによい女の子にも悩みはあります。初恋に敗れ、登校拒否を続けた女の子にも春はやってきます。

バスケットボールで地元の期待がかかるだけでなく、大学入学にも影響する試合にプレッシャーが高まる男子生徒。自他共に認めるオタクで、人付き合いがまずいのに、何とかガールフレンドを獲得しようと必死に努力するナードの少年。

それぞれの状況を抱え、高校生最後の年を有意義に、そして未来に向けて自分を確立しようと、一生懸命な高校生を見ていると、自分の子どもも、心の中でさぞかしいろんな格闘があったことだろうと、1年前を振り返っていました。

| mikaeiga | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
「フロスト/ニクソン」に見る元大統領と人気司会者の激しいバトル
JUGEMテーマ:映画
ニクソン大統領がウォータゲート事件で弾劾された事実はご存知だと思いますが、今でも時々テレビで見る、ニクソン大統領がホワイトハウスを去るときに、手を高々と挙げて大きく振って専用機の中に入っていったシーン。その引退劇から3年経った後に、この"Frost/Nixon"のテーマとなる、インタビューが行われました。

弾劾されたものの、最後の引退表明演説では、事件の真相に触れることもなく、一言のわびもなく去っていったニクソン大統領。今一度政治の世界で華を咲かせたいと一縷の望みを託すニクソン大統領と、影が見え始めるテレビの人気司会者の挽回にかける思いがちょうど共通の利益に結びつき、このインタビューが実現したのです。

数あるインタビューの申し込みの中から、デビッド・フロストという、どちらかというとエンターテーナー的な人物をインタビュアーに選んだニクソン大統領の心の中には、専門的なジャーナリストのように厳しい追求は受けないだろうという見込みがあったのでしょう。確かに4日間続いたインタビュー収録の前半はニクソン大統領のペースで進んでいきました。

ところがある晩遅く、ニクソン大統領はデビッド・フロストの部屋に電話をして話をするんですね。この会話がデビッド・フロストのプロ根性に火をつけます。リサーチを重ね万全の体制で臨んだフロストに、ニクソン大統領は、過去のいかなる質問にも見せたことのなかった表情を見せます。

「フロスト/ニクソン」は5部門でアカデミー賞にノミネートされました。ニクソン大統領を演じた、フランク・ランジェラ は主演男優賞にノミネートされています。ラジオのインタビューでは、「大統領の中では、ニクソン大統領が一番演じやすいんですよ。」と謙遜していましたが、実際ニクソンになりきっていたと思います。相手役のフロストは、マイケル・シーンが演じ、「クィーン」で見せたイギリスのブレア首相とは違う顔を見せていました。

| mikaeiga | 07:01 | comments(0) | trackbacks(0) |

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