「プラネット・アース」の映画版「アース」で自然界のおきてを再確認
2009.09.29 Tuesday | category:Documentary
JUGEMテーマ:映画
”Planet Earth "がテレビのドキュメンタリーシリーズで放映されたときは、反響を呼び、エミー賞も受賞していましたが、今回凝縮したものを映画にした、”Earth"のDVDを観て、再び自然の偉大さと脅威を感じました。
コンパクトにまとめてあり、時系列で主な動物の生態を追っているので、とても見やすくなっています。また家族で観られるように、あまり弱肉強食の生々しいシーンは削ってあります。でも、これが自然のルールなんですね。
白熊の父親が、勝てる相手ではないとどをめがけて格闘し、とうとうあきらめて横たわるシーンには、人生のペーソスが漂います。親鯨が子鯨を挟んで泳いだり、大人の像が赤ちゃん像を真ん中にして、ライオンから子供を守るシーンには、親子の愛情がほとばしっています。
語りは、ベテランのジェームズ・アール・ジョーンズ が行っていて、耳に心地よいです。この映画は、大自然を賛美するとともに、「不都合な真実 」にあるように、人間がどれだけこの自然を狂わせているかという事実に再度目を向けさせてくれます。
”Planet Earth "がテレビのドキュメンタリーシリーズで放映されたときは、反響を呼び、エミー賞も受賞していましたが、今回凝縮したものを映画にした、”Earth"のDVDを観て、再び自然の偉大さと脅威を感じました。
コンパクトにまとめてあり、時系列で主な動物の生態を追っているので、とても見やすくなっています。また家族で観られるように、あまり弱肉強食の生々しいシーンは削ってあります。でも、これが自然のルールなんですね。
白熊の父親が、勝てる相手ではないとどをめがけて格闘し、とうとうあきらめて横たわるシーンには、人生のペーソスが漂います。親鯨が子鯨を挟んで泳いだり、大人の像が赤ちゃん像を真ん中にして、ライオンから子供を守るシーンには、親子の愛情がほとばしっています。
語りは、ベテランのジェームズ・アール・ジョーンズ が行っていて、耳に心地よいです。この映画は、大自然を賛美するとともに、「不都合な真実 」にあるように、人間がどれだけこの自然を狂わせているかという事実に再度目を向けさせてくれます。
”Traitor"は味方も欺くスーパーエージェントの物語
2009.09.20 Sunday | category:Suspense
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ドン・チードル主演の”Traitor"は見ごたえのあるスパイ映画です。「敵を欺くにはまず見方から」という言葉がぴったり。脇役には、FBIエージェントに、ガイ・ピアス 。CIAエージェントに、ジェフ・ダニエルズ がついて、盛り立てています。
Don Cheadle の映画で一番印象に残っているのは、実話を映画化した、”Hotel Rwanda"。民族大虐殺が行われたときの様子を生々しく描いた映画で、ドン・チードルは、「ホテル・ルワンダ」 で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。
”Traitor"(裏切り者)では、元ミリタリーの特別任務遂行部隊として、爆発物取り扱いに精通し、敬虔なイスラム教徒であることから、ジハドの組織にもぐり込み、トップを捕えるために、少しのアメリカ人の犠牲者を出すことにためらいながらも、命を張って任務に徹する役目。
今もアメリカでは、大都市を狙ったテロ計画があちこちで噂されており、その計画が実行される前にテロリストを捕まえるべく、チードルのようなエージェントが数限りなく派遣され、国益を守るために命を落としていくものも多々あると想像できます。この映画は、そんな舞台裏の人々のことを考えさせられる作品です。
「オー!マイゴースト」を観て、過去の人に思いを馳せてみる
2009.09.11 Friday | category:Comedy
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コメディーを見ることはあまり多くないのですが、Greg Kinnear のファンなので、見てみることにしました。”Ghost Town”は、コメディーというか、ファンタジーというか、とにかく後味のよい映画です。余談ですが、昨日から約3週間、つまり9月の終わりまでは、水星が逆行状態にあるらしく、こういうときには、「内観」するのが一番だそうです。つまり、過去も振り返って、周りの人々との関係を見つめ直してみるのによい時期だということですね。 この「オー!マイゴースト」はまさにそれを考えさせてくれる映画です。メインになる歯医者さんは、イギリスで人気のコメディアンらしく、私にはわからないジョークで、主人は大いに笑っていました。
どんな話かというと、この歯医者さんが手術台の上で、数分仮死状態になったあと、息を吹き返し、その後、亡くなった人たちの亡霊に追われることになります。みんなこの世に何がしかの未練を残してなくなったので、その思いを遂げたくて、誰か媒体になる人物を探していたのですね。
中でも執拗だったのが、グレッグ・キニア の役で、自分が死んだあと、未亡人になった妻の婚約者が気に入らなくて、歯医者さんにそれを阻止してもらおうというのです。この歯医者さん、堅物で、人付き合いが悪いので、周りの人の感情を汲み取ることも下手なんですが、あるときを境に変身します。
ということで、宇宙の星が異常な動きをするときには、心を見つめる努力をするのがよさそうですね。なお、この時期にはコミュニケーションに支障をきたすことも多いらしく、新しいことを始めたり、大きい物を買ったりするのはあまり良くないそうなので、お気をつけください。
「路上のソリスト」に見る天才の苦悩
2009.09.02 Wednesday | category:Drama
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ロバート・ダウニー・ジュニア は私の好きな男優の一人です。”Soloist”での、Robert Downey Jr. は、ロサンゼルスタイムズのコラムニストの役柄。Jr.は味のある記事を書くものの、自転車事故のあと、記事ねたに困っていました。
そんなときロサンゼルスの路上で、ふと耳にしたクラシック音楽。音をたどってみると、引いているのは、路上生活者で、美しい音色の元は、弦が切れてあと2本だけ残ったバイオリン。乞食の役を演じているのは、ソウルの巨匠「レイ・チャールズ 」を演じてアカデミー主演男優賞を取った、ジェイミー・フォックス 。
話を聞くと、路上のソリスト は、あの「ジュリアード音楽院」に入学していたとのこと。つまり彼の音楽の才能は本物であることがわかり、ますます興味を持ったRobertは、彼の生い立ちを探り記事にしていきます。そしてJamie Foxx の得意とするチェロを手に入れ、専門家にレッスンを頼み、住むアパートまで手配するのですが、その後が続きません。
ジェイミーの心の病が、音楽の遂行の妨げになってしまうのです。天才と呼ばれる人たちの中には、たとえば数学に秀でた学者、John Nashの人生を描いた、ラッセル・クロウ主演の、”A Beautiful Mind ”がありますが、その類まれな才能の裏に苦悩の人生がつきものです。
それを周りで支える人がいて初めて生活が成り立っているのです。そう考えると、普通でいることがとても幸せに思えてきます。何事もないことに感謝したいですね。
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