マイケル・ジャクソンの”THIS IS IT"にみるアーティストの意気込み
2009.11.29 Sunday | category:Music
DVD&Blu-rayでついに登場!
マイケル・ジャクソンの”This Is It ”の劇場公開終了が間近に迫ったので、やっと観にいってきました。もうマイケル・ジャクソン・ファンの方はとっくにご覧になっていると思いますが、シアターに行って改めて思ったのは、若い層はあまりなく、私を含め年配の観客の方が多かったことです。
中には体でリズムを取ってみている人もいました。そしてマイケルがステージの上で両手を高々とあげているラストシーンが終わっても、観客はクレジットとともに流れる、マイケルの”This Is It”を最後まで聞こうと誰も席を離れませんでした。
「ジィス・イズ・イット」の初めは、まるで、コーラスラインのオーディション風景をドキュメンタリー映画にした、「コーラスラインにかける夢」のような雰囲気で、ロンドン公演のためのダンスグループを選ぶオーディション風景があり、選ばれたダンサーたちがマイケル・ジャクソンと一緒の舞台に立てることを、どんなに光栄に感慨を持っているか、それぞれの短い自己紹介もありました。
振り付け師でもある、ミュージカル映画監督のケニー・オルテガは、ザック・エフロンの「ハイスクール・ミュージカル」で初めて知りましたが、歩っこりおなかで時折リズミックに体を動かし、マイケルとともにコンサートの完成を目指して、微に入り細に入り、パフォーマーを指導していく姿は、まさにアーティスト。
Michael Jacksonは体の振り付けから、音出しまで、実に念入りにスタッフと詰めていきます。その過程で言葉ではなかなか自分を表現しきれないときもあるのですが、妥協することなく、又取り乱すこともなく、コンサートという作品の完成に向けて自分自身を100%以上出し切って打ち込んでいる姿を見ると、華やかなタレントの裏に隠された努力の結晶を見ることができます。
やっぱりマイケルは「永遠」です。
マイケル・ジャクソン、感動のラストステージがDVD&Blu-rayでついに登場!
マイケル・ジャクソンの”This Is It ”の劇場公開終了が間近に迫ったので、やっと観にいってきました。もうマイケル・ジャクソン・ファンの方はとっくにご覧になっていると思いますが、シアターに行って改めて思ったのは、若い層はあまりなく、私を含め年配の観客の方が多かったことです。
中には体でリズムを取ってみている人もいました。そしてマイケルがステージの上で両手を高々とあげているラストシーンが終わっても、観客はクレジットとともに流れる、マイケルの”This Is It”を最後まで聞こうと誰も席を離れませんでした。
「ジィス・イズ・イット」の初めは、まるで、コーラスラインのオーディション風景をドキュメンタリー映画にした、「コーラスラインにかける夢」のような雰囲気で、ロンドン公演のためのダンスグループを選ぶオーディション風景があり、選ばれたダンサーたちがマイケル・ジャクソンと一緒の舞台に立てることを、どんなに光栄に感慨を持っているか、それぞれの短い自己紹介もありました。
振り付け師でもある、ミュージカル映画監督のケニー・オルテガは、ザック・エフロンの「ハイスクール・ミュージカル」で初めて知りましたが、歩っこりおなかで時折リズミックに体を動かし、マイケルとともにコンサートの完成を目指して、微に入り細に入り、パフォーマーを指導していく姿は、まさにアーティスト。
Michael Jacksonは体の振り付けから、音出しまで、実に念入りにスタッフと詰めていきます。その過程で言葉ではなかなか自分を表現しきれないときもあるのですが、妥協することなく、又取り乱すこともなく、コンサートという作品の完成に向けて自分自身を100%以上出し切って打ち込んでいる姿を見ると、華やかなタレントの裏に隠された努力の結晶を見ることができます。
やっぱりマイケルは「永遠」です。
マイケル・ジャクソン、感動のラストステージがDVD&Blu-rayでついに登場!
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サンクスギビングでご馳走を食べる前にみておく映画は、「フード・インク」
2009.11.22 Sunday | category:Documentary
JUGEMテーマ:映画
「フード・インク」というとても強烈な食肉に関するドキュメンタリー映画をみました。ご飯を食べる直前にはあまり観ないほうがいいでしょう。私は菜食主義者ではないので、この映画をみたからといって、肉類を食べるのをやめることはありませんが、少なくとも自分の肉となり血となってくれる動物たちに感謝の気持ちを持っていただきたいと思います。
アメリカにいても、外食産業の代表格であるハンバーガーはめったなことでは食べませんが、”Food Inc.”をみるとなおさら、食べる気はしなくなります。大量に安値で仕入れるために屠殺される動物たちの待遇はあまりにもひどいです。
殺して食べているのに、哀れみの気持ちを持つのは偽善だと思われるかもしれませんが、安楽死と拷問のような方法で殺されることには大きな違いがあります。言葉は話せなくても同じ生き物です。よく食料品店で売っている鶏肉に、”Free range"と書いてあって少し割高になっているものがありますが、寿司詰め状態で買われている鶏たちと比べれば、少なくとも動物らしい生き方が出来たと判断できます。
アメリカでは豚をペットとして飼っている人もいるので、その人たちは到底豚肉は食べる気がしないでしょう。私にとっては、ウサギがペットの対象に思えるので、食料品店で鶏肉の横にウサギの肉が並んでいると、ちょっとぎょっとします。
生き物には全て魂があります。今日も毎秒数頭ずつの牛や豚が食用に殺されていきます。感謝祭ディナーのメインである七面鳥が全国で何羽殺されるのかわかりませんが、クリスチャンでなくとも、サンクスギビングのテーブルに並んだターキーに感謝の気持ちを込めていただきましょう。
ブロードウェイのコーラスラインにかける夢は果てしない
2009.11.14 Saturday | category:Documentary
JUGEMテーマ:映画
「コーラスライン」は今やミュージカルの古典になっていますが、初めて舞台を見たときには、本当に感動しました。こんなにドラマのあるミュージカルはないと思いました。それはそうですね。「コーラスライン」そのものが、ミュージカルダンサーのオーディション風景になっているのですから。
”Every Little Step"「ブロードウェイ・コーラスラインにかける夢」は、オーディションミュージカルのためのオーディションなのです。「コーラスライン」のリバイバル・ミュージカルに出るためのオーディションを追った、ダンサーのドキュメンタリー映画です。一般募集をしたため、オーディション初日は長蛇の列。その中から踊りでどんどん振るいにかけ、次第に絞り込んで、歌やせりふを個別に聞いていきます。
インタビューするのは、老練のプロデューサーやディレクター。候補者は緊張のきわみです。この映画の中では、時折、オリジナルの”Chorus Line”のシーンが流れ、現在のオーディションシーンとオーバーラップするときがあります。ある男性の長いせりふのオーディションが行われていたとき、一瞬これはオーディションなのか、彼が本当に自分の人生を語っているのか迷ってしまうほど臨場感のある役者がいました。実際彼の演技は審査官を嗚咽させてしまいました。
彼は当然役を勝ち取ります。
主役の女性ダンサー、キャシーの役は予想通り激戦となりましたが、他の役でも、審査官が甲乙つけがたい判断を強いられることが多く、オーディションは数ヶ月に及びます。そんな中で、一人の日本人女性もファイナリストに残っていました。 タカラ・ユカさんです。ユカさんは、インタビューで、もう少しで失業保険が切れるから、この役は絶対に必要なんですと窮状を語っていました。その意気込みで彼女も役を勝ち取りました。
舞台裏に見える数多くの人生。「ブロードウェイコーラスラインにかける夢」には、ドラマが一杯です。
「コーラスライン」は今やミュージカルの古典になっていますが、初めて舞台を見たときには、本当に感動しました。こんなにドラマのあるミュージカルはないと思いました。それはそうですね。「コーラスライン」そのものが、ミュージカルダンサーのオーディション風景になっているのですから。
”Every Little Step"「ブロードウェイ・コーラスラインにかける夢」は、オーディションミュージカルのためのオーディションなのです。「コーラスライン」のリバイバル・ミュージカルに出るためのオーディションを追った、ダンサーのドキュメンタリー映画です。一般募集をしたため、オーディション初日は長蛇の列。その中から踊りでどんどん振るいにかけ、次第に絞り込んで、歌やせりふを個別に聞いていきます。
インタビューするのは、老練のプロデューサーやディレクター。候補者は緊張のきわみです。この映画の中では、時折、オリジナルの”Chorus Line”のシーンが流れ、現在のオーディションシーンとオーバーラップするときがあります。ある男性の長いせりふのオーディションが行われていたとき、一瞬これはオーディションなのか、彼が本当に自分の人生を語っているのか迷ってしまうほど臨場感のある役者がいました。実際彼の演技は審査官を嗚咽させてしまいました。
彼は当然役を勝ち取ります。
主役の女性ダンサー、キャシーの役は予想通り激戦となりましたが、他の役でも、審査官が甲乙つけがたい判断を強いられることが多く、オーディションは数ヶ月に及びます。そんな中で、一人の日本人女性もファイナリストに残っていました。 タカラ・ユカさんです。ユカさんは、インタビューで、もう少しで失業保険が切れるから、この役は絶対に必要なんですと窮状を語っていました。その意気込みで彼女も役を勝ち取りました。
舞台裏に見える数多くの人生。「ブロードウェイコーラスラインにかける夢」には、ドラマが一杯です。
「ココ・シャネル」が本当に開花したのは晩年になってから
2009.11.07 Saturday | category:Biography
JUGEMテーマ:映画
「ココ・シャネル」というより、「シャネル」や「シャネルの5番」で名前が通っているデザイナーのライフストーリーをテレビ映画にしたものがDVDで出ていたので観てみました。往年の、すでに地位を確立した、Chanelを演じるのはシャーリー・マクレーン
。Shirley MacLaineは、このテレビ映画の主演女優として、ゴールデン・グローブ賞や、エミー賞でノミネートされました。でもこの映画の大半は、シャネルがまだ若いとき、「ココ」と呼ばれていたときを占めていて、私はその若い時代を演じていた、Barbora Bobulovaという女優の方が存在感があったように思うのですが。
ココ・シャネルはまだ子供の頃に母をなくし、父親に見放され、孤児院で育ちます。大きくなると、街のお針子に低給で雇われ、そこで見初められた男性の愛人になりしばらくは優雅な生活をしますが、将来が無いことを悟ると、独立。帽子を作って売ろうとしますが、生計を立てるまでにはいかず。
そんな時元愛人の友人に救われ、本当のロマンスを味わうのですが、悲劇的な結末に終わります。でも帽子の店は繁盛し、「シャネルの5番」も誕生します。私は洋服デザイナーとして開花したのが晩年になってからだというのは、この映画をみて初めて知りました。
現在映画館では、Audrey Tautou が主演する、”Coco Before Chanell"を上映していて、こちらは若き日のココを中心に描いているので、又半年位してDVD になったら観ようと思っています。
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