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シアトル国際映画祭第37回始まる
JUGEMテーマ:映画

シアトル国際映画際の季節になりました。全米最大規模を誇る映画祭ですが、今年は映画祭初めて最多国参加となる、世界74カ国から、長編・短編映画、ドキュメンタリー、アニメなどを含め、約400本以上の映画が、25日間に渡って、シアトル各地の大小映画館で上映されます。

2011年 Seattle International Film Festival のオープニング映画は、イギリス映画で、84歳で小学校に入学したケニアの元戦士の実体験を元にしたヒューマン・ドラマ ”The First Grader" でした。

日本映画も長編、短編合わせて、7本が上映されますが、私が一番興味があるのは、やはり、村上春樹の「ノルウェイの森」ですね。最終日間近の上映予定なので、待ち遠しいです。

また特集もいろいろ組まれていて、ユアン・マクレガー特集に絡めて、「ピーター・グリーナウェイの枕草子」も興味のあるところです。また6月11日には、パラマウント・シアターで「アル・パチーノとの夕べ」も企画されています。

SIFFは、大物ばかりの映画だけではなく、新人監督のデビューになる作品も上映されたり、ショートフィルムのコンペティションもあったりと、盛りだくさんです。また、ロードショー前の映画が実験的に上映されたりもするので、目が離せません。

6月12日に上映されるクロージング映画は、イギリスの監督が編集したドキュメンタリー映画で、”Life in a Day"。その名の通り、世界各地の人々がそれぞれの場所で、2010年の7月24日に撮影した動画を集めたもので、実に197カ国から、8万本の投稿があったそうです。

一体その時自分はどこで何をしていたのだろうと、去年の手帳を見てしまいました。

| mikaeiga | 12:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブルーバレンタインはアメリカによくある破局のパターン
JUGEMテーマ:映画

ブルーバレンタインは、その名の通り、とてもブルーな映画です。でも主演の二人の熱演で、よい映画に仕上がっています。せつなさが伝わってきます。シンディーを演じるミシェル・ウィリアムズは、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。

ライアン・ゴズリングで記憶に残るのは、「きみに読む物語」と、変わったところでは「ラースとその彼女」。ゴールデングローブ賞のドラマ部門では、Michelle Williamsとともに、それぞれ主演男優賞と主演女優賞にノミネートされていました。ミシェル・ウィリアムズは、「ブロークバック・マウンテン」以来、引っ張りだこのようです。

”Blue Valentine"(プレビューをどうぞ。)はアメリカで現在あえいでいる労働者階級の夫婦の話。Ryan Goslingが演じるディーンは、高校中退し、引越し作業の手伝いを始めたころに、仕事先のアパートでふと見かけたシンディーに一目ぼれ。若い二人は結婚。二人には女の子ができ、シンディーは看護婦として働くも、ディーンはペンキ塗りの仕事に甘んじている。

お互いに不満が募り、何とか気分を変えようと試みるのですが、やはりすれ違いは元に戻らないのですね。どちらも壊れた家庭環境から来ていると、同じ道をたどるケースが多いようです。この二人は結婚7年目にして破局。”The Seven Year Itch"というクラシック映画もありますが、7年というのは確かに節目の年。(私も実は・・・なんて。ちょっと危なかったかな。)

アメリカの離婚率はかなり高いのですが、その中でも半分は、最初の1年目に終わっているそうです。判断が早いというか。最近は日本で熟年離婚が多いとか聞いていたのですが、その反面、今度の震災で、家族や愛する人との絆をより深く感じるようになり、婚約指輪や結婚指輪の購入が増えているそうですね。いいことです。


破局を扱った主な映画のリストアップです。私には「ローズ家の戦争」が一番強烈でしたね。

1954 ”Dial M for Murder"
1966 ”Who's Afraid of Virginia Woolf?"
1973 ”Scenes from a Marriage"
1989 ”The War of the Roses"
1995 ”Waiting to Exhale"
2008 ”Revolutionary Road"
| mikaeiga | 08:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヒア・アフターで突然愛する者を失った人たちの悲痛の叫びが聞こえてくる
JUGEMテーマ:映画

ヒア アフターの映画が始まって間もなく、2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震による、インド洋大津波のシーンが出てきます。東北地方大震災後にこのシーンを見るのは、あまりにも痛ましい。

”Hereafter"(プレビューをどうぞ。)は、その大津波に巻き込まれたフランス人のジャーナリストが九死に一生を得た時の臨死体験に始まり、時期を同じくして、薬物中毒の母を持ち、不幸にも自動車事故で最愛の兄をなくしたイギリスの少年と、生まれつき持っている霊媒的能力がゆえに苦悩している、サンフランシスコ在住アメリカ人労働者の三者が、死後の世界を軸に絡み合う展開になっています。

名匠クリント・イーストウッド監督が手がけた映画だけに、スピリチュアルに偏ることなく、上品な色彩の取り合わせで、人々の心を癒してくれます。「ヒア アフター」には、同じくアカデミークラスの監督ロン・ハワードの娘、ブライス・ダラス・ハワードも出演。霊的能力を備えたアメリカ人を、マット・デイモンが好演しています。

死んでいく人と、生き残る人。死後の世界は分からないまでも、何の前触れも準備もなく訪れる最愛の人たちの死に戸惑い、悩む、残された人たちの悲痛な気持ちは、今現実の日本で、毎日マスメディアで伝えられています。

いくら考えても受け入れられない現実をどうすれば乗り越えられるのか。誰にも当てはまる答えはありません。でも、人を助けられるのが人。自分の苦しみは置いておいて、人の役に立つことで癒される場合も多々あります。いずれにしても、長い長い月日がかかると思います。

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| mikaeiga | 10:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
塔の上のラプンツェルでプリンセスに思いを馳せる
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塔の上のラプンツェルは、「髪長姫」として知られるグリル童話のお姫様の物語。アカデミー賞オリジナルソング賞にもノミネートされた、アラン・メンケンは、「美女と野獣」をはじめとする数多くのディズニー作品を手がけています。

原題”Tangled"(プレビューをどうぞ)の方が中身がわかりやすいですね。つまり、これはとてつもなく長い、魔力のある紙を持ったお姫様の話。イギリスで新しいシンデレラ・ストーリーが誕生したばかりなので、気分はプリンセスといったところでしょうか。

でもこの映画の主人公、ラプンツェルは最初は自分がお姫様とは気が付かないで、森の奥にある高い塔に、母と二人で18歳までどこにも出ずに(出させてもらえずに)暮らしてきたのです。

ところがある日、大泥棒のフリンが、その塔に侵入してくれたおかげで、外の世界に一歩踏み出すことができ、出生の秘密も解き明かし、フリンがその偽の母の呪縛を断ち切ってくれるのですね。

小さい女の子がいるわけでないのに、滅多に観ないアニメをビデオで観て、思いのほか楽しんでしまいました。やはりロイヤル・ウェディングの影響でしょうか。人々に夢を与えることのできる、お姫様物語。おとぎ話と現実がオーバーラップする今日この頃です。

| mikaeiga | 09:52 | comments(0) | trackbacks(0) |

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