「アンノウン」は身元捜しに燃える男リーアムーニーソンの映画第2弾。
2011.07.28 Thursday | category:Suspense
JUGEMテーマ:映画
「アンノウン」はリーアム・ニーソン主演のサスペンス・アクション。自分のアイデンティティを取り戻そうとする男の戦い。初めは、愛する妻にも知らぬふりをされる、見捨てられたかわいそうな善良な夫と思うのですが、そこがサスペンスの始まり。
”Unknown”(プレビューをどうぞ)でLiam Neesonが演じるのは、植物学者マーティン・ハリス博士。彼は、学会に出席するために、妻エリザベス(ジャニュアリー・ジョーンズ)とベルリンへ旅立つ。ところがホテ ルに着いたところで大切なアタッシェケースがないことに気付いたマーティンは、タクシーで空港へと引き返すが、途中で交通事故に遭遇。ここでまず不思議に思ったのは、すでにホテルのロビーに入っていた妻にどうして一言声をかけてから行かなかったのかということ。
水没したタクシーから、運転手の機転によりかろうじて助け出された彼が目を覚ましたのは病院のベッドの上だった。 急いでホテルへ向かい、妻の姿をみつけるも、彼女は自分を知らないと言う。その上、自分の名を名乗る見ず知らずの男(エイダン・クイン)が彼女の傍ら で夫になっている。彼のIDはバッチリ。当然、警察は証明書のある方を信じる。自らの正気を疑い始めるマーティン。でも、何者かに命を狙われたことで、陰謀の存 在を確信し、はタクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)と元秘密警察の男の協力を得て、謎に立ち向かうことになる。
不法移民という立場におびえるタクシー運転手の役を演じるDiane Krugerは、もっともセクシーな女優トップ20に選ばれています。「イングロリアス・バスターズ」でもおなじみ。元はドイツ生まれのプロバレリーナだったのが、怪我で断念。以後トップファッションモデルの仲間入りをしたのをきっかけに女優になり、花が開いたという経歴の持ち主。
それにしてもスパイの世界は何とも複雑。ダブルスパイにバックアップスパイ。現実の世界にも人知れず散っていくスパイの数は数知れず。
「アンノウン」はリーアム・ニーソン主演のサスペンス・アクション。自分のアイデンティティを取り戻そうとする男の戦い。初めは、愛する妻にも知らぬふりをされる、見捨てられたかわいそうな善良な夫と思うのですが、そこがサスペンスの始まり。
”Unknown”(プレビューをどうぞ)でLiam Neesonが演じるのは、植物学者マーティン・ハリス博士。彼は、学会に出席するために、妻エリザベス(ジャニュアリー・ジョーンズ)とベルリンへ旅立つ。ところがホテ ルに着いたところで大切なアタッシェケースがないことに気付いたマーティンは、タクシーで空港へと引き返すが、途中で交通事故に遭遇。ここでまず不思議に思ったのは、すでにホテルのロビーに入っていた妻にどうして一言声をかけてから行かなかったのかということ。
水没したタクシーから、運転手の機転によりかろうじて助け出された彼が目を覚ましたのは病院のベッドの上だった。 急いでホテルへ向かい、妻の姿をみつけるも、彼女は自分を知らないと言う。その上、自分の名を名乗る見ず知らずの男(エイダン・クイン)が彼女の傍ら で夫になっている。彼のIDはバッチリ。当然、警察は証明書のある方を信じる。自らの正気を疑い始めるマーティン。でも、何者かに命を狙われたことで、陰謀の存 在を確信し、はタクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)と元秘密警察の男の協力を得て、謎に立ち向かうことになる。
不法移民という立場におびえるタクシー運転手の役を演じるDiane Krugerは、もっともセクシーな女優トップ20に選ばれています。「イングロリアス・バスターズ」でもおなじみ。元はドイツ生まれのプロバレリーナだったのが、怪我で断念。以後トップファッションモデルの仲間入りをしたのをきっかけに女優になり、花が開いたという経歴の持ち主。
それにしてもスパイの世界は何とも複雑。ダブルスパイにバックアップスパイ。現実の世界にも人知れず散っていくスパイの数は数知れず。
「ヤバい経済学」は経済を裏側から解説
2011.07.19 Tuesday | category:Documentary
JUGEMテーマ:映画
ヤバい経済学は、経済学者のスティーヴン・D・レヴィットと、ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナーの共著でベストセラーになった本が映画化されたもの。そうです。経済を裏から解説した本が映画になるという珍現象。それだけ世の中の経済が混沌としているということなのか。
原題”Freakonomics”(プレビューをどうぞ)は、不動産業者がいかにして家を売るかという問題から、人名が与える先入観によって人生が左右されかねない分析を始め、ニューヨークで1990年代に犯罪率が減少した説明に、賞金制度を導入すれば、アメリカの高校で劣等性が優等生になれるかどうかの実験。ひいては、日本の相撲界の八百長まで取り上げ、検証データやインタビューを元に、かなりの時間を割いて細かに起こるべくして起こった成り行きを解説。
相撲界の話にいたっては、八百長にとどまらず、新弟子リンチ事件にも及び、内部告発しようとした元力士や親方が不可解な死を遂げていることなど、日本に住んでいない者にとっては、逆輸入的に知った事実もあるくらいです。
映画ならではのわかりやすさもさることながら、オリジナル本のあまりの反響に、「超ヤバい経済学」も出てしまう人気ぶり。映画はテーマごとに収録したオムニバス形式なので、オスカー受賞監督を含む複数の優秀な監督が手がけています。
世界不況の知られざる真実を描いた「インサイドジョブ」
2011.07.12 Tuesday | category:Documentary
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世界不況の知られざる真実を描いた「インサイドジョブ」を、一体、金融界の重鎮たちは観ることがあるのでしょうか。
”Inside Job”(プレビューをどうぞ)は、2008年のリーマン・ブラザーズ経営破たんによる “リーマン・ショック” をかわきりに、世界規模の経済不況を招いた真実を描いたドキュメンタリー映画です。金融業界人から政治家、大学の教授、ジャーナリストなど、重要人物へのインタビューをはじめ、徹底したリサーチにデータ収集を行い、あらゆる視点から問題を検証しています。
第83回アカデミー賞では、長編ドキュメンタリー賞を受賞。ナレーションは、マット・デイモンンが行いました。今でも覚えています。受賞のためにステージの上に立った製作者が、声を大にしていっていたことを。「この経済不況を作った金融界のドンたちは誰一人として捕まっていないのです。」
今アメリカは天文学的数字の借金を抱え、国債発行限度ぎりぎりのところまで追いやられ、これ以上借金ができない崖っぷちのところまで来ているのです。このままでは合衆国が数字の上で破綻するということで、国債発行額の上限を引き揚げるべく、議会で交渉が続けられています。
オバマ大統領は、自身を含め、高額所得者の税金優遇政策を取り外し、元通り課税すれば、一般市民の懐に影響することなく財源を確保できるとしているのに、多数のロビイストにバックアップされている共和党が、頑として譲りません。
下院議会を制しているのが共和党なので、民主党がいくら頑張って、一般市民のためになる法律を作ろうとしても、共和党がつぶしにかかるのです。一度は景気回復が上昇気流に乗りかけたのに、最近では再び停滞しているため、オバマ政権に対する風当たりが強くなっています。
もっとこういうドキュメンタリー映画を広めて、悪いのは誰なのか、徹底的に追及すべきです。
また、皆さんは「911」が自作自演であるという理論を聞かれたことはありますか?これは、この金融業界の黒幕と大いに関係していることなのです。
アジャストメント・ビューローの背後にあるスピリチュアルが好き
2011.07.02 Saturday | category:Suspense
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アジャストメント・ビューローとは、言ってみれば、運命調整局。人間の運命をつかさどるとされる調整局が、時として運命の道を外れようとしている人間たちを、元から敷かれている路線に戻そうとする。でも何もかもが型にはめられたままでは終わらない。
運命は変えられるけれど、宿命は変えられない、という言葉を聞いたことがあります。”Adjustment Bureau"(プレビューをどうぞ)は、まさにそこをついています。運命を変えられるのは、人間の強い心。映画の中では愛し合う二人の強い絆。
過去のスキャンダルが原因で選挙に敗れたマット・デイモンが意気消沈しているとき、偶然トイレで出会うのがバレリーナのエミリー・ブラント。でも二人は結ばれない設定になっているから、後が続かない。それがまた運命調整局のいたずらというよりはミスで、偶然バスで出会ってしまう。でもこのまま二人が恋愛関係に発展すれば、Matt Damonの政治的未来が狂ってしまう。
そこでアジャストメント・ビューローの面々はマット・デイモンを追い詰めていくのですが、最後に勝つのは恋の力。原作 "Adjustment Team" の作者は、「ブレード・ランナー」「トータル・リコール」「マイノリティ・レポート」といったSFの秀作を作っている、フィリップ・ディックだから、面白くないわけがない。
ボーン・シリーズの延長線か、「アジャストメント」でも、マット・デイモンはとにかくよく走ります。調整局の人物から借りた帽子さえあれば、ドアの向こうに別世界が待っている。このあたり、ドラえもんの「どこでもドア」を思い出したのは私だけでしょうか。
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