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イブ・サンローランのドキュメンタリーを観て、故人を偲ぶ
JUGEMテーマ:映画

イブ・サンローランはご存知、一世を風靡したフランスのデザイナー。でも晩年は、憂鬱症に悩まされ、孤独な日々を送っていたのですね。あの華やかなファッション界を背負って立っていた、Yves Saint-Laurentを、彼のパートナーである、Pierre Bergeが熱く語ります。

原題は、"L'amour fou"(プレビューをどうぞ)。クリスチャン・ディオールの愛弟子だったイブ・サンローランは、Christian Diorの死後、後継デザイナーとなり、いくつかのファッションショーを成功させるも、解雇となり、その後愛人でもあるピエール・ベルジェがマネージャーとなって、新たなデザイナー、イブ・サンローランの世界を創りあげていくのです。

波に乗ってきたサンローランには、各界の名士もこぞってデザインを頼むようになり、斬新なデザインでファッション界の頂点に立ちます。ジャクリーン・オナシスも彼の顧客であったと聞きます。晩年のファッションショーには、カトリーヌ・ドヌーブが歌を披露する場面もありました。

でも元々内気なイブ・サンローランには、華やかな表舞台はあまりにも重圧だったのでしょう。ついに公の場から遠ざかる日が来ます。長年の間に、イブとピエールが集めた美術品の数々は、まるで博物館のよう。それらは彼の目の保養だけではなく、心の保養にもなっていたのでしょう。

イブ・サンローランの死後、残ったピエール・ベルジェがその美術品の全てを稀に見る規模のオークションにかけ、売りさばきました。彼の解説で語られるこのドキュメンタリー映画。ややもすれば退屈かもわかりませんが、きらびやかな職業の陰に隠れているものが見えてくるような気がします。

| mikaeiga | 08:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
「スリーデイズ」で見せるラッセル・クロウの妻への究極の愛
JUGEMテーマ:映画

「スリーデイズ」でのラッセル・クロウは「プルーフ・オブ・ライフ」とはまた違う、愛のために命をかけるいい男の役柄。今回は無実の罪を着せられた妻を救うという、フランス映画『すべては彼女のために』のリメイク作品。

原題は、”The Next Three Days"(プレビューをどうぞ)。何が3日間なのかというと、無実の罪で服役中の妻が刑務所を移送される日までの3日間が救出作戦の勝負だということ。最愛の妻ララを演じるのは、エリザベス・バンクス。ララはある日突然警官に踏み込まれ、見に覚えのない殺人罪で投獄されてしまいます。

幼い一人息子と妻の3人で幸せな日々を過ごしていた温厚な大学教授ジョン(ラッセル・クロウ)は、最処方的な手段で、妻の無実を証明しようとするも、不利な状況証拠をぬぐいきれず、裁判で殺人罪が確定。為す術をなくしてしまうのです。絶望した妻は自殺未遂までしてしまう。

もうこうなったら妻を実力行使で奪い返すしかない。幸せな家庭を取り戻すためには手段を選ばない。そこでRussell Croweは、難攻不落と言われる刑務所から妻が移送される、わずかの瞬間をついて、綿密な脱走計画を立てるのです。

Elizabeth Banksはラブコメ系が多いものの、今回はシリアスな被害者を演じて、また違う局面を見せていました。無実の罪を題材にした映画は多いですね。一番先に思いつくのは、トム・ハンクスの「グリーン・マイル」かな。それだけ現実の世界でも正義が行われないことが多々あるということですね。

| mikaeiga | 04:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
「プルーフ・オブ・ライフ」は今でも新鮮な人質救出作戦映画
JUGEMテーマ:映画

「プルーフ・オブ・ライフ」は、公開後10年後の今でも新鮮に写る、つまり世界のどこかで起こっていると思える、人質救出作戦を描いた映画です。主演のMeg RyanRussell Croweが作品内にとどまらず、私生活においても怪しい関係になって、デニス・クエイドとの離婚問題にまで発展したといういわくつきに映画。久々に見直してみました。

”Proof of Life"(プレビューをどうぞ)の舞台は、南米の奥地。ダムの建設にかかわっていたアメリカ人技師 ピーター(デイビッド・モース)は、ある日迂回した道路の車列にいるときに、反政府ゲリラに誘拐される。早速、国際的な人質事件を専門に扱うプロの交渉人テリー(ラッセル・クロウ)に発動命令が降りるも、経営難に陥ったピーターの会社が保険をキャンセルしていたことがわかり、撤退。でも、ピーターの妻アリス(メグ・ライアン)の懇願に負け、別件で人質を追っていた交渉人仲間のディーノ(デイビッド・カ ルーソ)と共にピーター救出作戦を再開。狡猾な犯人グループを相手に、無線による身代金の交渉が始まる。この長引く駆け引きの間に、いつしか妻と公証人の間に恋愛感情が芽生えることに。

南米は今でも誘拐が多発している地域です。その1件1件が全てニュースにならないのは、こういう民間の交渉人が陰で事件を解決しているからでしょう。愛する夫を助け出すために自らの命をかけて救出作戦に挑むニゴシエーター。その勇姿に惹かれていくのは、か弱い女性の業か。と、作品内では納得できるも、実生活に反映してしまったのですね。

ラッセル・クロウといえば、何かと世間をお騒がせする、「バッド・ボーイ」で通っていますが、女性はとかくこういうのに弱いのでしょうか。私のタイプではありませんが、映画の中ではともかくも、「グッド・ボーイ」に徹したラッセル・クロウでした。

| mikaeiga | 05:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
「あの日欲望の大地で」ジェニファー・ローレンスはすでに女優として開花していた
JUGEMテーマ:映画

「あの日欲望の大地で」では、シャーリーズ・セロンやキム・ベイシンガーといった、大物女優が体当たりの演技を見せていて、見過ごされがちなものの、”Winter's Bone"で注目を浴びた、ジェニファー・ローレンスの女優としての資質は、すでに証明されたいたと思います。

”Burning Plain"(プレビューをどうぞ)で、Jennifer Lawrenceが演じたのは、Charlize Theronの子供時代のマリアーナの役。その昔、彼女の母、Kim Basingerは、隣町に住む妻子ある男性と情事を重ねていた。場所は平野に置かれトレーラーハウス。巧みに密会を重ねるが、やはり嘘には無理があり、母の様子をおかしいと思った娘は、ある日自転車で母の後をつける。

そこで見たものは悲しい事実。何とか家庭に戻ってほしいと思うマリアーナ。その思いはとんでもない結末を迎える。ある日トレーラーハウスは炎上し、中にいた二人は帰らぬ人となる。そしてお互いの家族が傷をなめあううちに、マリアーナは相手の男性の息子と恋仲になってしまう。それを知った周りは許すはずもない。

そんな彼女が成人し、今ではシルビア(シャーリーズ・セロン)と名乗り、レストランで働きながら、愛のない男性遍歴を繰り返す。そこへ現れたメキシコ人が連れていた少女に、彼女は誰にも言えない過去を思い出すのだった。

アメリカで多いティーンの妊娠にしても、離婚家庭にしても、往々にして、良心の過ちを繰り返すことは非常に多いのです。子供は良心の背中を見て育つといいます。愛欲にからんだ人間性を、最も多感なティーンエイジャーの時に見せつけられたシルビアが再生できるのか。よほどおきな広い心を持った男性に包まれないと難しい気がします。

| mikaeiga | 08:34 | comments(0) | trackbacks(0) |

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