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「50/50」のチャンスだと言われたら、あなたはどうする?
JUGEMテーマ:映画
50/50「フィフティ・フィフティ」のチャンスが、生死にかかわる50/50だとしたら、あなたはどちらを選ぶでしょうか?実際にその立場に立ってみないと誰にも実感できないことだと思います。500日のサマーで、繊細で甘酸っぱい恋心を好演したジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じるアダムは、その50%のチャンスにかけるのでした。

”50/50”(プレビューをどうぞ。)は、まだ若い20代半ばの主人公が癌を宣告されてから、親友を始め、両親やガールフレンドがどのように振舞っていくのかを、ユーモアを交えながら、それぞれの苦悩や思いやりを描いた映画です。実は脚本を書いたウィル・ライザーが、自身の癌克服物語をベースにした話だけあって、現実味があります。

親しい人が癌を宣告されたら、周りの者だって面食らって、どう対応していいのかわからなくなります。ガールフレンドのブライス・ダラス・ハワードも、最初は両親の前で、「私が面倒を観ます。」と宣言していましたが、やはり次第に無理が出てきて、アダムの親友カイルを演じる、セス・ローゲンに、別の男性に心を移しているところを目撃されてしまいます。

Seth Rogenは、脳天気な役柄ですが、親友のJoseph Gordon Levittを思う気持ちは誰にも負けません。決して暗く沈むことなく支えてあげるのです。化学療法を受ける患者はセラピストがつくのですが、まだ勉強中で、頼りなげな役は、「マイレージ・マイライフ」アナ・ケンドリックが好演していました。あとは、母親役のアンジェリカ・ヒューストンが、ショートカットで、かなり若作りをしていたのが印象的でした。

私の母も乳がんを宣告された時、「いえ、私は絶対癌ではない。」と100%事実を否定したそうです。主人公のアダムは極めて健康的な若者。信じがたい事実に直面し、しかも50%の成功率しかない手術をしなければ転移する恐れがある状況におかれたら、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

| mikaeiga | 10:51 | comments(1) | trackbacks(0) |
マーガレット・サッチャー 「鉄の女」もやっぱり一人の女性
JUGEMテーマ:映画
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で、主演のメリル・ストリープがまたもやアカデミー賞主演女優賞に輝きましたね。「ヘルプ」のヴィオラ・デイヴィスも熱演していただけに、初めてのアカデミー賞をあげたかった気もしますが、やはりMeryl Streepの演技は、メイクアップも含めて、見もの。映画そのものは特に見事とは思いませんでしたが。

”Iron Lady”(プレビューをぞうぞ。)の初めのシーンは老年期のサッチャーの日常生活を表していて、最初はこれが、あの「鉄の女」と異名を取ったサッチャーなの?というくらいに変わり果てた様子だったのが印象的でした。そして、生涯どんな時でも支え続けてくれた夫に先立たれ、物思いにふける毎日のサッチャーの回想シーンが始まります。

オックスフォード大学で学んだマーガレットは、かつて市長を務めたこともある、尊敬する父の影響を受けてか、政治家を志しますが最初は落選。まだ野望を捨てきれないマーガレットは、専業主婦になるつもりのないことを宣言して、優しいデニス(ジム・ブロードベント)と結婚。双子に恵まれながら、家族との時間を犠牲にしても、政治家への路を突き進んでいくのです。

当時どん底にあったイギリスの名誉と機能を取り戻すべく、初の女性首相となって、辣腕を示していくことは、もう歴史上わかっていますが、引退後、認知症を患ったことが、この映画が生まれるきっかけとなりました。監督は、ブロックバスターの「マンマ・ミーア!」で、メリル・ストリープは息のあっている、フィリダ・ロイド

アメリカのレーガン元大統領にしてもそうですが、あれだけ世界の大舞台で活躍した人たちが、後で認知症に悩まされるというのは、現役時代と引退後の生活の落差が激しすぎるからなのでしょうか?

| mikaeiga | 12:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
「アーティスト」で映画本来の魅力をクローズアップ
JUGEMテーマ:映画

「アーティスト」は映画本来の魅力をクローズアップしてくれる、モノクロサイレントムービーです。昨年アカデミー賞トップランナーとしてアメリカの劇場で公開が始まったときは、どうして今、この白黒の無声映画が受けるのかよくわかりませんでした。でも観てみて、その魅力を確認。

”Artist"(プレビューをどうぞ。)は、アカデミー賞の10部門にノミネートされ、その半数の5部門で受賞するという、打率5割の成果を得ました。晴れて受賞できたのは、作品賞、監督賞、主演男優賞、衣装デザイン賞と作曲賞でした。

時代は1920年代のハリウッドサイレント映画全盛期。当時の大スター、ジョージ・ヴァレンティン役を演じるのは、ジャン・デュジャルダン。映画撮影後ひげをそり落とした後の彼を観ると、随分印象が違いとても若い俳優さんだったことがわかりました。ジョージにあこがれる女性ファンは星の数ほどいるものの、アクシデントで彼の頬にキスをすることができたペピー・ミラーは、女優の卵。これを機会にオーディションを受け、踊り子から始め、次第に名前がつき、せりふがつき、どんどん売り出していく幸運な新人女優を演じたのは、ベレニス・ベジョ

次第に無声が優勢になろうとした映画の変遷期についていけなかったジョージを、今では大スターの名前をほしいままにするペピーは、何とか復帰させようと温かく見守ります。このフランス人俳優の二人が、「アーティスト」の映画を魅力あるものにしたことはいうまでもありません。

でももう一人、いやもう一匹、忘れてならない大スターは、10歳になるジャック・ラッセル・テリアの”Uggie"なのです。アカデミー賞授賞式でも立派に舞台を踏んでいました。捨て犬がアカデミー賞で脚光を浴びるという、まさにアメリカの夢物語の一端ですね。

| mikaeiga | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |

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