Page: 1/1   
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | | - | - |
「バッド・ティーチャー」は不束者だけど、どこか憎めない
 「バッド・ティーチャー」は不束者だけど、どこか憎めないところがある。その悪い先生を演じるのは、数々のラブコメで大活躍の、キャメロン・ディアス。彼女のキャラクターからして、清廉潔白な規律正しい教師の役は似合わない。

”Bad Teacher"はその名のごとく、まともな授業なんてできない。やることと言えば、ビデオを見せておいて、教壇で隠れて酒を飲み、時間をやり過ごしているだけ。金持ちの恋人に振られ自暴自棄の毎日の中学女教師にも、ある日チャンスがやってくる。学校に新しく赴任してきた代理教員のジャスティン・ティンバーレイク。ハンサムな上に、金持ちだとわかった上は、攻撃を開始するしかない。

Justin Timberlakeのハートを射止めようと、Cameron Diazが考えついたのは、豊胸手術。でもそれにはお金が要る。そんなとき耳にしたのが、もしアチーブメントテストで、教えているクラスが最高点をとったら、学校からボーナスが出るという話。目的を達成するためには手段を選ばないのがキャメロンの役どころ。早速裏の手を使いつつも、授業に身を入れ始めるだ。

でもまだ問題はある。それは同僚の女教師エイミーの存在。ルーシー・パンチが演じる正統派の可憐な教師にジャスティンが惹かれていくのを悟ったキャメロンは、次々にハチャメチャな対策を講じていく。さて、それは全て成功するのだろうか。

とまあこんな具合でストーリーが展開されていくのですが、あまりにも一目散に、金持ちの恋人を手にする目的に邁進する主人公に、同情さえしてしまうのですね。だって現実には、別の形でもっとひどい教師がいるようだから。

| mikaeiga | 06:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
「幸せの教室」で、改めて幸せはまず自分を開放することに始まると確認
JUGEMテーマ:映画

「幸せの教室」は、映画の中身をとらえたタイトルですね。原題は、主人公の名前を取って、”Larry Crowne"。その主役を務めるトム・ハンクス脚本・監督・製作の全てに関わった、ロマンティック・コメディーの映画。そしてロマンスの対象となるのは、ジュリア・ロバーツで、ともにアカデミー賞主演男優賞と主演女優賞を勝ち取った二人の相性はいかに。

”Larry Crowne"(プレビューをどうぞ。)は、これまで何の問題もなく長年勤務してきたスーパーマーケットを首になります。ただ学歴がないという理由だけで。そこで仕方なく、再就職を探すための技術を身につけるために、コミュニティー・カレッジの門をたたくのです。選んだのは、Julia Roberts 演じるメルセデスが教えているパブリック・スピーキングのクラス。

結婚生活に破綻をきたしているメルセデスは教師の仕事にも熱が入らず、どうでもいい教え方を始めます。このクラスに集まった生徒は十人十色。どちらかと言えばみんな落ちこぼれ風。ところが次第に教師と生徒の心が打ち解け、お互いに触発できるすばらしい教室に発展していくんですね。

ラリーはクラスの女性にも親切にしてもらい、心を開いていきますが、いつしか先生のメルセデスに恋心を抱くことに。アメリカのコミュニティー・カレッジは日本の短期大学と違って、その名の通り、コミュニティーの住民のために、それはそれはいろんな実務教科が組まれているので、年代や人種、性別が様々な生徒が集まってきます。その中で自分に合ったものを見つけて人生の再出発を果たそうとする人は数多くいます。とてもいい制度だと思います。

あまりスパイスの効いた映画ではありませんが、Tom Hanksの温かい思いが伝わるような気がします。


続きを読む >>
| mikaeiga | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ジョージ・ハリスン」のドキュメンタリーで、ピートルズの人間模様を垣間見る。
JUGEMテーマ:映画

ジョージ・ハリスン」のドキュメンタリーで、ピートルズの人間模様を垣間見るとともに、精神世界に傾倒していったGeorge Harrisonにこれまで以上に興味を覚えました。

ビートルズと言えば、ポール・マッカートニージョン・レノンがいつも表舞台にたっていて、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターは影が薄く、その人生を深く探ることもなかったのですが、この2枚組みのDVD、”George Harrison:Living in the Material Word” を観ることで、大いに共感するものがありました。

音楽上では、ラビ・シャンカールエリック・クラプトンの影響を始め、私生活での戸惑いも含め、オノ・ヨーコも含む妻たちの肉声や、人生に深くかかわった友人・知人のインタビューなどが、その当事に作られた歌の一説を挟みながら語られ、一世代違っていても、その時の世界にシンクロできるような気がしました。

初めは上手なギタープレーヤの役だけに徹していたものの、次第に自分自身の音楽の世界を創りたくなるのは当然の事。世間ではよく、オノ・ヨーコがビートルズを壊したようなことを言いますが、やはり、音楽性の高いタレント豊かな人物が、決められた器にずっと納まっているわけにはいかなかったのです。

ジョージ・ハリスンが息子と一緒にミキシングしている風景もありますが、そっくりですね。晩年にはガンに侵され、ベッドに横たわり死を待つだけの状態でも、友達のことを気遣う様子を、リンゴ・スターが涙ながらに語っていたのが印象的でした。

この世で鍛錬したことが良かったのか悪かったのか、その成果がわかるのは人が死ぬ時、と言っていたジョージ・ハリスン。それを目の当たりにしたのは、奥さんのオリビアでした。彼女がインタビューの最後に語っています。

| mikaeiga | 17:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
「スーパーチューズデー〜正義を売った日〜」はまさにタイムリーな政治の裏側を皮肉った映画
JUGEMテーマ:映画

「スーパーチューズデー〜正義を売った日〜」はまさにタイムリーな政治の裏側を皮肉った映画です。ジョージ・クルーニーはアカデミー賞で脚色脚本賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞では、脚本賞以外にも、ドラマ部門の作品賞をはじめ、監督賞にノミネートされた他、ライアン・ゴズリングは主演男優賞にノミネートされた、見ごたえのある政治ドラマです。

”Ides of March"(プレビューをどうぞ。)で、民主党の大統領有力候補者であるマイク・モリス(ジョージ・クルーニー)は、予備選のスーパーチューズデーに向けて、ライバル候補の上院議員を一歩リードしています。その候補を支えているのが、ベテランマネージャーのポール(フィリップ・シーモア・ホフマン)と、広報官の役目を担うスティーブン(ライアン・ゴズリング)の二人。

有能な両輪で好調に進む中、ある日ライバル陣営を支える選挙参謀のトム(ポール・ジアマッティ)がスティーブンを呼び出し、何と彼を引き抜こうとするのですが、モリスに忠誠を誓う彼は拒否。このことをポールに報告したがために怒りを買い、首になります。そうとなったら寝返りをうとうと、トムに会いにいくも、今度は門前払い。

そんな中、スティーブンは若くてきれいなインターンのモリー(エヴァン・レイチェル・ウッド)と親密になり、ある秘密を知るのです。折りしもモリスの人気度にかげりが見え始めた頃、
スティーブンは覚悟を決めてある行動に出るのでした。

George Clooneyは現実の世界でも、かなり政治的な行動を起こしていて、ハリウッド界には、堂々と政治主張を掲げる俳優が少なくありません。Ryan Goslingはといえば、これまで「ラースと、その彼女」や「ブルーバレンタイン」などロマンスものが多かったのですが、今回は切り口の違う役どころを見せてくれています。

政治はまさに駆け引きの世界。アメリカでは現実に、この11月に大統領選挙が予定されており、共和党候補者は事実上決まったようなもので、夏の共和党大会で正式指名を受けるのを待つのみとなっています。ここから先は現職のオバマ大統領と、対するミット・ロムニー氏の一騎打ちに向けて、どんな泥沼となっていくのか、過去の人知れないスキャンダルもそのうち浮上してくるのかもわかりません。

| mikaeiga | 08:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

ブログランキング

にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ

Entry

映画鑑賞

ショッピング


人気のタグ

  • SEOブログパーツ

Profile

Search

Category

Link

Archives

Comment

Trackback

Sponsored Links

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode
}