「ゼロ・ダーク・サーティー」で表に出ない諜報活動がわかる
2013.04.03 Wednesday | category:Based on true story
JUGEMテーマ:映画
「ゼロ・ダーク・サーティー」というのは、軍隊用語で午前12時半を意味すると言います。それは、アメリカ政府が長年苦労に苦労を重ねて探し求めてきた、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディンを襲撃する時間だったのです。
911のニューヨークテロ以来、アメリカのCIAは莫大な予算と人員をつぎ込んで、オサマ・ビンラディンの居場所を突き止めようとしていました。その間どれだけのエージェントや、兵士や、民間人が犠牲になったことか。それでもなかなか糸口がつかめずに頭打ちの状態だったのです。
でも、CIAの若い女性アナリスト、マヤがパキスタン支局に派遣されてから、彼女の執念が、オサマ・ビンラディンにつながると思われるアブ・アフメドという男の存在をつかむことになるのです。そのマヤを体当たりで演じたのは、「ヘルプ」で頭角を現した、ジェシカ・チャステイン。そして、”Zero Dark Thirty”を監督したのは、「ハート・ロッカー」を監督したキャスリン・ビグロー。この映画は、女性パワーが光っていました。
当初、2011年5月2日に完遂したオサマ・ビンラディン暗殺作戦は、それを実行したアメリカ軍のエリート部隊に注目が集まっていたのですが、この映画を見ると、この実行が成功をおさめるまでには、実に数多くの人々の力が加わって実現したのだということがよくわかります。
アカデミー賞には、作品賞をはじめ、Jessica Chastainの主演女優賞、オリジナル脚本賞や編集賞にもノミネートされていましたが、当日受賞できたのは、音響編集賞だけでした。
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