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アカデミー賞第87回授賞式は白が基調
JUGEMテーマ:映画

アカデミー賞第87回授賞式が、雨の中行われました。
レッドカーペットに濡れて入ってきたゲストには、ピンクのタオルが
配られたようです。今年は白いドレスが人気がありました。
そのわけは、誰かが勝率がいいと言ったとか。
それにしても、レディー・ガガのイメージ変わりましたね。



さて、以下に主な受賞者「作品」リストを挙げます。

ベスト作品:「バードマン
監督賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「バードマン」
主演男優賞: エディ・レッドメイン「博士と彼女のセオリー
主演女優賞: ジュリアン・ムーア「アリスのままで
助演男優賞: J.K.シモンズ「ウィップラッシュ
助演女優賞: パトリシア・アークエット「6才のボクが、大人になるまで
オリジナルソング賞: グローリー「セルマ
外国映画作品賞: 「イーダ
アニメ作品賞: 「ベイマックス

アニメでは、日本の「かぐや姫」は残念でしたが、もともと有力候補の
「ヒックとドラゴン2」も受賞できなかったので、仕方ありません。

オリジナルソング賞ノミネート作品最後に紹介された「グローリー」を歌い
終わった時には、ゲストも総立ちになり、舞台の上でも、映画の行進を
再現すべく大人数が立っていたので、この直後の受賞が際立っていました。

全体としては、上記のリストには挙げていませんが、技術関係の4部門で
受賞した「グランド・ブダペスト・ホテル」と、作品賞・監督賞をはじめ、
メジャーを含む4部門で受賞した「バードマン」の勝利でした。

個人的には、上記2作品ともあまり心に響かなかったのですが、今年は
作品賞にノミネートされた8作品の全てが、何らかの賞を受賞できたことは
よかったと思います。

やはり、それぞれの作品は、観客の受けがいいとか悪いとかに関係なく、
製作にかかわった人たちの信念や、その背景にある人たちの想いが
込められて丹精に作られたものなので、その努力が何らかの形で報われた
ことで、また今後の励みになるでしょう。

また、今年の特徴としては、受賞スピーチが、個人的なものにとどまらず、
この業界や社会に対するメッセージが込められたものが多かったですね。

受賞作品の中でまだ観ていないものが数点あるので、これからビデオを
待って、また鑑賞していきます。
 
 
| mikaeiga | 11:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
ボーイフッド:6才のボクが大人になるまでを観て
JUGEMテーマ:映画

6才のボクが大人になるまで」は、リチャード・リンクレイター監督
そのスタッフとキャストが12年かけて製作した、少年の成長物語。



リンクレイター監督と言えば、やはり、イーサン・ホーク, ジュリー デルピー共演の
恋と愛の三部作が思い出される。最初の"Before Sunrise"
恋人までの距離(ディスタンス)」
が、1995年で、その続編"Before Sunset"が2004年。そして、2002年に、
「ボーイフッド」の製作が始まり、12年かけて完成した。先に、三部作の最後
"Before Midnight"が2013年に仕上がり、こちらは合計18年間の月日が流れている。

この間に、イーサン・ホークは、劇中のキャラクターは別にして、いいお父さん役が
演じられるようになった。今回の相手役、
パトリシア・アークエットも、実際の人生を
半ばオーバーラップさせながら、今に生きる様々な苦悩を抱えた女性の役を熱演していた。

少年役の
エラー・コルトレーンの幼顔が、次第に成熟していく様子が、まるで花が開く
様子を高速カメラでとらえたように、変化していくのを見ていると、3時間弱はあっと
いう間に過ぎた感じがする。この主人公の姉の役は、監督の実の娘である、ローレライ・
リンクレイター
が演じていた。

”Boyhood"には脚本があってないようで、毎年共演者が夏に集まると、お互いの過去1年の
人生を振り返り、本当の家族のように実生活で経験したことを反映させた映画作りをして
いったのだ。リンクレイター監督がゴールデン・グローブの監督賞を獲得したのは十分納得
できる。ちなみに監督は、ベルリン国際映画祭でも監督賞を受賞した。

こういう何年もかけて映画を作っていくものの中で、イギリスのドキュメンタリー映画に、
7アップから始まって、この前56アップまで撮影された作品がある。キャストの14人の
子供たちが7歳の頃から撮り始め、7年ごとに公開される映画だが、私の生まれ年に合わせて
撮影されて入るので、毎回観ている。(あっ、年がバレタ。)登場人物の背景は様々で、
これは、単なる人生録というよりは、その時々の社会現象を記したヒストリーだ。

ボーイフッドは、一家族に焦点を合わせたドラマになっているが、この12年間、全ての
キャストが故障なく通しで撮り続けられて、本当によかったと思う。
一人息子の子育てを
終えた私には、ほろ苦い映画でもあった。
 

 
| mikaeiga | 11:11 | comments(0) | trackbacks(0) |

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