ライオン:25年目のただいまに見るハイテクの勝利
2017.05.01 Monday | category:Based on true story
JUGEMテーマ:映画
ライオンというタイトルの意味は映画の最後に出てきますが、
成人してからの主役を演じたデヴ・パテルの髪の毛って、
まるでライオンの鬣のようでした。
それにしても、あの5歳の子役、サニー・パワールのかわいいこと!
これからどんな風に成長していくのか、とても楽しみです。
さて、この「25年目のただいま」の原作となった
"A Long Way Home" は何か国語にも訳され、世界で話題と
なりました。こんな話が実際に起こりうるのも、グーグル様の
おかげですね。
現代のハイテク機能がなければ、小さい頃のうろ覚えの記憶から
遠く海を隔てた国の、しかもほぼ未開発地域の生家を探し出す
なんてことはできなかったでしょう。
その本人の役を、あの「スラムドッグ$ミリオネア」で一躍有名
になった、インドの血を引く俳優が演じたことにも、無数の技術者を
アメリカに輸出しているインドを強調するものであったように思います。
また、オーストラリアの里親も、二コール・キッドマンという
オッシー女優が演じたことも、キャスティング効果があったのでは。
でも、インドって、やはり都会と田舎とでは暮らし向きが全然違うし、
貧富の差が激しいから、表には出ないところで人身売買などの危険な
取引が行われているのでしょうね。
子供ながらに感を働かせて逃げ去ったからこそ、サルーは生き延びる
ことができたんですよね。今でも、俗にいう、橋の下で暮らす
ストリート・キッズがどれくらいいるのかと思うと、心が痛みます。
邦題につけられたタイトルの「ただいま」って、英語の"I am home."
より、やっぱりぐ〜んと胸に響きます。
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